【ドライコースの洗濯】ていねいに書く雑文~その170~20221114
【ドライコースの洗濯】
洗濯機にはさまざまなコースがあるが、最近は服によって「ドライコース」を使うようにしている。
我が家では、わたしがアイロン係、正確にはハンガーに吊るしたまま使える衣類スチーマー係なのだが、衣類スチーマーは「まぁ、シワッシワの服着てきたとは思われないだろう」ってレベルでシワを伸ばすもので、アイロンのようにピシッとはならない。
スチームを当てる際には、服をピンと引っ張っておかないといけないので、裾側は手とスチーマーが近くなり、手が熱くなってできない。だから、ズボンなんかを吊るすような挟み込むタイプのハンガーで逆さに吊るし直してスチームを当てるなんてのが必要になる。割と面倒だ。
スーツを着るような際にはピシッとしておく必要があるけれど、普段着るシャツやズボンなら「シワシワと思われなきゃとりあえずOK」と思っているので、最近は「普通に洗濯してシワッシワになった服をスチームでなんとかごまかす」スタイルから「ドライコースで洗濯して、そもそもシワがあんまりつかないようにする」ように路線変更した。
ドライコースって名前のどこが「ドライ」なのかは一切分からないけれど、水流弱め、ガラガラ回し弱め、ついでに脱水は水がしたたらない程度というのがドライコースの特徴。優しく洗うので、オシャレ着洗い用のモードだと言える。
シワになりやすいズボンやシャツなんかはドライコースで洗い、そのまま干すと、服の重みで伸びて、割とシワにならない。通常洗いのあとに衣類スチーマーをしたぐらいにはなる。ちなみに縮みが怖いニットなんかもドライコースがいいらしい。
ドライコースを導入したことで、衣類スチーマーの出番はスーツを着るような場面ぐらいになりそうだけど、面倒くささがなくなったのはナイス。
ただ、問題なのはドライコースで洗った服は、水がしたたらないレベルにしか脱水されていないこと。だから、ビッシャビシャだ。11月のこの時期だと、夕方からひと晩干してても、薄手のシャツ以外は、一切乾いていない。だから明日着る服をドライコースで洗うなら、最低でも朝から干す必要はあると思う。
たぶん、今日書いたようなことはみんな知ってるんだろうけど「ドライモードってなんやねん」と、長年放置してきた自分にとっては新発見ばかり。家事って奥が深いね。っていうことにしておこう。