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京都大学バリアフリーフォーラム2022の振り返りと雑感

 はじめまして、そしてこんにちは。このノートを読もうと思ってくれて、ありがとうございます。自慢ではありませんが、私は受験生時代センター試験(この言い方はもう古いのかもしれませんが)を2度受験して、現代文の点数がどちらも30点台でした。浪人時代に関しては、小説の問題で6点しか取れなかったので文章の構成等で読みにくい点が多々有ると思いますが、ご了承ください。

京都大学バリアフリーフォーラム2022の振り返り・雑感
 まず、2022年11月13日(土)に行われた京都大学バリアフリーフォーラム2022の振り返りについてです。前回のノート(京都大学バリアフリーフォーラム2022に参加します!|「障害」者のリアルを語り合う京大ゼミ ~障害ってなんやねん⁉~|note)でも述べていた通り、私たち京大リアルゼミは京都大学バリアフリーフォーラム2022のオープンセッションにブース展示者として参加させて頂きました。このフォーラムについてかなりざっくりと説明すると、「障害×学問」というメインテーマを置いてそれに関連した実践や研究を発表していくというものです。

 こんな感じで書いてしまうとお堅いイメージが出てしまうのですが、決してそんなことはなく、誰であっても参加しやすいフォーラムでした。後半に開催されたオープンセッションは、障害について何か研究や実践をしてきた訳ではない私でも気軽に話を聞きに行ける環境でした。こんな初歩的なことを聞いてもいいのかなと思いながら質問したことも丁寧に答えて下さる方ばかりで、本当に多くのことを学べましたし、参加して良かったと思っています。個人的に1つ印象に残ったのは、隣のブースのアバターによる授業参加の研究(大雑把すぎてすいません)です。多くの所に活かせそうなと勝手に思い、唯々凄いなと感動してしまいました。フォーラム全体の感想はこんな所にしておいて、発表内容の報告に移りたいと思います。

 発表内容は、前回のノートでも言及した通りゼミの活動に関するポスター発表と、参加者の皆様との語り合いでした。発表内容としては、他の多くのブースがかなり専門的な研究や、スケール感の大きい活動を前提した内容だったのに比べると、学生感が強いものだったなというのは感じたのですが、全体的に自分たちのやりたいことは出来た気がするので良かったのかな~とは思っています。

 オープンセッション前半のポスター発表は、ゼミの活動に関する発表だったのですが、内部の私が言うのもあれですが、内容は本当に分かりやすく、充実したもので、このゼミのことをちゃんと伝えられたのかなと思いました。具体的には、ゼミの成立経緯や、ポリシー、これまで扱ったテーマ、受講者の感想等を紹介しました。また、発表は当初3回予定していたのですが、質疑応答が沢山来たり、ゼミの講師への逆オファーがあったり(大変ありがたいです!)などで、良いのか悪いのかは分かりませんが、2回しかすることが出来ないくらいに、それぞれの発表は濃密なものになりました。発表に使ったポスターはこんな感じです。私であれば出来ないデザインセンスで溢れています。

ゼミの概要についてのポスターです。デザインがいい
ゼミで扱って欲しいテーマの募集をお願いしました。1人で沢山書いてくれた人もいました
全体。基本は喋って発表する感じです。
メンバーが首から下げていたもの。手作り!


 オープンセッション後半は、1回目は「障害とは何か」、2回目は「障害をポジティブにするには」といったテーマで当事者の方も交えながら語りあいを行いました。最初の方は、人が集まるのかな~と不安に思った所はあったのですが、蓋を開けてみれば最高で10人前後の方が参加してくださりとても嬉しかったです。このようなテーマについて、他の人の話を聞けるというのは私としては日常沢山ある訳ではなかったので、とてもいい経験になりました。個人的には、今回のテーマはとても難しく、特に1つ目のテーマについては、自分の中で考えが固まる時が来るのかは分かりませんし、流動的でもいいのかなと思ったりもするのですが、色々な人がこのテーマについて考えていることを聞けたというのは本当に良かったですし、楽しかったです。2つ目のテーマについても、様々なことを話せてとても楽しかったですし、自分の中でハッ!と改めて気づかせられることも多々ありました。全体としては、かなり大雑把にはなってしまいますが、困っている人がいたらそれがどのような人でも手を差し伸べられる人間でありたいなとは改めて思いました。

 私個人としては、発表の準備やら当日の発表全体も他の方のお世話になった感じが強く、貢献できたことはポスターの画鋲貼りくらいで申し訳なさもありましたが、他の方のお陰でいい発表が出来たのはとても嬉しかったです。当日ブースに来てくださった中には、私たちの活動について直接応援の言葉をくださった方もいて、とても嬉しく、有難かったですし、より一層頑張らなくてはいけないなと思いました。また、事前の準備や当日は、先生方やスタッフの方にもかなりお世話になり、これらの方々の力がなければ、今回の発表は出来なかったので、その点も感謝申し上げます。

 最後になりますが、私としてはこのフォーラムに参加した人生と、参加しないで家でダラダラしていた人生では、前者の方が後者よりいいものになったと思えています。同じことを何度か書いているような気もしますが、こんな所で振り返りと雑感を終わらせて頂きます。

 ここまで、お前誰だよ!とツッコミを入れたくなったそこのあなた!正解です!私、今回noteの記事を初めて書くのに自己紹介してませんからね。自己紹介は色々書いていたら長くなってしまったので、別のnoteに書きました。良ければそちらも読んでみてください。リンクはここから飛べます。自己紹介は難しいなって思い続けながら完成させた何か|「障害」者のリアルを語り合う京大ゼミ ~障害ってなんやねん⁉~|note

 それでは。以上!

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