ぐるっと！京都一周トレイル①「伏見桃山〜伏見稲荷」コースのみどころ（周辺）紹介！
皆さまこんにちは！
今日ご紹介するコースは、京都一周トレイルの中で最南端、「伏見桃山」から始まるトレイル！つまり、京都一周トレイルのスタート地点！
まさに、「遺跡と自然を満喫」するコースです！
このコースはじゃらんから予約できます♪
「京都一周」というからには、やっぱり最初のルートは歩いておきたいですよね(^^♪
なんて言いつつ、ここは知る人ぞ知るコースであり、最後の伏見稲荷までほとんど人に会うこともない、ちょっとお得なルートなんです！
この「伏見桃山～伏見稲荷コース」でしか味わえない魅力、た〜んと堪能してください(^^)/
（ちなみにこのコースは、ぐるっと！京都一周トレイルの中でも唯一通年開催しているコースです）
スタート地点、「伏見桃山」って？
スタート地点となる「伏見桃山」。
ここはなんと、日本でも有名な酒蔵スポット！
カッパでお馴染み「黄桜」を始め、様々な日本酒の酒蔵が古風な趣のある建物と共に並んでいるのです。
その昔、豊臣秀吉が河川の大改修を行った頃を境に、元々名酒の地として栄えていた伏見が有名になっていったんですね。
ここで有名な「伏見酒蔵小路」は、外観からは想像がつかない程奥行きが広い！
この中に様々なお店が入っていて、はしごできるようになっています。
人気はやはり、この１８種類飲み比べ。伏見の日本酒を満足に楽しめるセットで、全て冷酒で1時間かけてゆっくり飲んでくださいと伝えられます。
酔わずに楽しむためだとか…。（私もちゃっかり味わいました）
日本酒も歴史ある建造物も！スタート地点から魅力がすごい
日本酒の他にも、あの坂本龍馬で有名な「寺田屋」も実はこの町の中にあります。
見学もできるので、昔にタイムスリップしたかのような雰囲気を味わうことができますよ♪
その他、十石舟や昔の街並みなど、様々な楽しみ方ができる伏見桃山。京都一周トレイルのスタート地点から、一日使ってしまいそうになります（汗）
もう少しご紹介したいところですが・・・
ここはぐっと我慢して山道に入っていきましょう！
伏見城～突然の森！
伏見桃山から出発すると、最初に出会うのがこの「伏見城」。
伏見桃山運動公園と呼ばれる通り、子どもたちが走り回って遊んでいる平和な公園。その中にどんと建つこの天守は、どこか不釣り合いで不思議な空気を放っています。
ここを抜けると、伏見北堀公園に入ります。
ここも、家族連れの方々が紅葉や新緑を楽しみに来る場所。どこかホッとする空気の中、自然を楽しみながら家族で散策できるとっても訪れやすいスポットです。
ここからは、これから入る森の前段階のように、どんどんと自然が濃くなっていきます。
京都はもともとは大きな湖だった土地。そこから長い月日が経ち、今の盆地へと変化しました。
そのため、人が住む住宅街（中心地）のすぐ周りに、森や木々が昔と変わらず呼吸しているのです。
「伏見桃山～伏見稲荷コース」は、特にこの「人の生活×自然」という繋がりやその距離の近さを感じることができる特別なコースです(^^)/
「人工物の何もない大自然」ではなく、「小さく素朴で、人に寄り添う自然」という日本らしい空気を楽しむことができるんですね。
大岩山展望所でランチ
さて、北堀公園を抜けて１時間ほど山を登っていくと、素敵なランチスポットに出ます。
ここが、大岩山展望所。
木でできた広いベンチがあるので、本を持ってきて読んでいる人もいたり。
とにかく静かで風が気持ちよく、眺めも抜群の最高の休憩スポットです(^^♪
私はカップラーメンを持っていき、ここで食べました！
ここまでくると人もほとんどいないので、ゆったりとした時間を楽しむことができます。
１時間ほどゆっくりした後は、大岩神社の方へと下っていきます。ここが、ほんっとうに素敵な道なんです！
古代の遺跡巡り！？映画の中のような神秘的な道
大岩山展望所を出発して、明るい光に照らされた山道を歩いていきます。
すると、少し歩いただけなのに、先程までの明るい雰囲気とは打って変わって、突然遺跡が点在しているかのような不思議な道に迷い込みます。
まるで「千と○尋の神隠し」の世界に入り込んだような、静かで荘厳な雰囲気。
どんどん進んでいくと、森の緑が深くなり、鳥居に住む苔も一層存在感を増していきます。
神秘的な雰囲気に引き込まれていくような感覚。
異世界にでも行ってしまうんではないか…？とも思える鳥居が現れました。
この辺りは、かつて結核平癒を願う方々が訪れていた場所だったそうです。心の病に何かご利益があると言われていたらしい。
滝が落ちているわけでもないのに、澄んだマイナスイオンのようなものを感じました。いや～。ここは私のお気に入りスポットになりそうです…。
ここから離れるのは口惜しい！と思いながら、次の世界（コース）へと進みます。
明るい竹林の道へ
大岩神社を抜けて最後の鳥居をくぐったら、一気に住宅街へ。
森の奥地かと思ったら突然住宅街に戻る。京都の自然は本当に面白いですね！
ここからは、伏見稲荷に向かって伸びる竹林の中を歩きます。京都と言えば竹林！と思う方も多いぐらい、この辺りには美しい林が広がっています。
竹林と言っても、嵐山の観光地とはまた違う表情。ここは伏見稲荷のお隣というのに、本当に人がいない。
天井も高く、暖かい光が隙間からたくさん差し込んでいます。
先程の遺跡巡り道(と勝手に呼んでいる)とは、また全然違う朗らかで優しい雰囲気がありますね(^o^)
ずっと歩いて行くと、ところどころに「〇〇の滝」と呼ばれるスポットに着きます。
ここは、小さな鳥居やその他美しい建造物ががたくさん奉納されている、これまた遺跡群のような神秘的な場所。
人一人がやっと通れるぐらいの道を、縫うように進んでいきます。
夕日の時間帯に行くと、ノスタルジーな雰囲気でとっても素敵です。
伏見稲荷に到着！
ついに、ゴール地点である「伏見稲荷大社」に到着！
ここは、もう皆さんご存知ですよね。
何番もの鳥居の中を進んでいく、あの有名な場所です。
ここまで来ると、人も多くなってきて少しホッとするような寂しいような。
最後に一番有名な伏見稲荷で終わることができるこのコース。
最初から最後まで満足度がすごい！お腹いっぱいになります(*^o^*)
写真だけでは伝わらない、この感動をぜひ体感しにきてください！！
ご参加お待ちしております(^^)！
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