地域企業共創プロジェクト実験報告
5月から始めた京都祭コイン地域企業共創プロジェクト。3ヶ月の実験が昨日で終了しました。といってもこれで終わるわけでもなく、今も色んなプロジェクトが進んでいます。
そのうちの一つ、『京都・地域企業未来の祭典』の中で社会実験の一つとして、祭コインのソーシャルインパクトを測っています。 3ヶ月でユーザー数が293名増、配布回数は227回でした。数字だけだと人や企業の変化(特に内面)は見えてこないので、地域企業から、学生から、行政から、学校から様々な視点でどんな変化が生まれているかを探ってみたい。
規模も業種も様々な地域企業が参加してくださったおかげで始める頃には見えてなかった色んなことが見えてきました。
なかでも地域企業のギフトがどこの財布にも貯まらずに地域をぐるぐる循環し、繋がりをうみ続けるエコシステムの可能性が見えたこと
そのエコシステムが人、特に若い世代が色んな経験や刺激を得て成長する土壌となること
この2つはすごく大きな気づきだったように思う。
最後は地域にどれだけ面白い人がいるかにかかってると思うので、このコミュニティの輪が広がることで自然とそういうプレイヤーが育つ地域になるところまでいきたい。
そんなイメージはしつつも計画立ててそれに合わせにいくつもりもなく、地域外に出ていくお金を使って無理やり広げるつもりもない。関わる人たちであーだこーだ雑談しながら生まれるものを楽しみたい^ ^
僕は年輪経営というスタンスが好き。無理に成長するとどこかに歪みがいく。年輪を重ねるように無理なく成長して地域にじわじわと広がり10年、20年経って気づいたら豊かな森みたいになってるといいなぁ。
今回の実験で生まれたアイデアの種を9月から次の実験で形にしていきます。なんか一緒にやりましょうという方は個人でも会社でもぜひ^ ^