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骨董市で着物を買ってみよう
こんにちは。
京都で着付師をしている小松英恵です。
前回は骨董市で着物を買う前にチェックしておいたほうがいいことについて記事を書きました。
今回は実際に買いに行くときの話。かわいい着物を安価に手に入れて着物ライフを楽しみたい方、参考にしてみてください。
ねらい目は朝
骨董市の朝は早いです。
だいたい業者さんが買い付けに来るのが7時台から8時台くらい。
まだお店を準備中のところもあったりする時間帯です。
つわものになるとこの時間帯に行って、業者さんにまじって着物をさがしたりもしますが、正直まだ準備中の店もあったりするので商品がならんでいなかったり、自分でひろげていったりしなくてはいけないので大変です。
何が何でも掘り出し物を!と思われる方はこの早い時間帯がおすすめですが、とりあえず見やすく、楽しくお買い物をしたい方にはそれ以降、午前中の早めの時間がおすすめです。
8時半~9時くらいにはお店も準備が整うところがおおいので、その頃に到着するようにすればすてきな着物に巡り合う確率も高いと思います。
ちなみに終いは午後3時頃です。2時すぎになるとお店はなるべく商品を持って帰りたくないので、お安くなることも!
出店している着物屋さんの特徴をつかむ
骨董市は規模にもよりますが、さまざまなお店が出店しています。
着物を専門にあつかっているところもあれば、古美術全般のところもあります。
また、価格帯も店によって大きく異なります。
1000円~数千円の激安のところもあれば、数万円するものを扱っているところもあります。中には数百円のものなんてのも・・・。
はじめていくときには、まずざっと見て回り、自分の好みの着物や帯をおいてありそうな雰囲気の店を見極めるといいでしょう。
お店の人に話しかけてみよう
骨董市では普通の店舗とちがってお値段や商品の情報は表示していないところがほとんどです。
気になったものがあったら、どんどんお店の人に訊くようにします。
お値段や、素材、いつごろのものかなど。
自分の探している着物の種類や好みの色柄を伝えて、ピックアップしてもらうのも手です。
着物についてよく知っている店員さんもいれば、単に作業の手伝いに来ているアルバイト的な人もいるので、店主さんをつかまえて聞くのが一番です。
着物の専門の方であれば大体素材も間違えることはないですが、中には絹か化繊か判別が難しいもの、綿混や麻混など何が混じっているのかよくわからないものもあります。
そういうものはお店の方も「う~ん、絹だと思うんだけど、確信持てないわ」と言ってくれることがほとんどですので、買うかどうかの判断は自己責任でしましょう。
試着をしてみよう
いいなと思うものがあったら、試着をしてみましょう!
ただ、露店ですので、雨の日や、雨降りのあとで地面が濡れている場合はできないこともあります。
また、高級なものは断られることもあるので、まず店の人にはおっていいか聞いてみましょう。
はおる時には裾が地面につかないように気を付けてくださいね。
ちなみにはおるのは面倒くさい、もしくははおれない場合は、メジャーで測ります。
メジャーは必須アイテムです!かならず持参しましょう。
確認するのは身丈、裄、身幅です。
前回の記事で書いた身長、裄、ヒップサイズと照らし合わせ、自分のサイズに合うかを確認します。
身丈は身長分あったらちょうどいいくらいです。はおってみて、30センチくらい余れば大丈夫。
測るときには襟のすぐ下から裾まで背中心で長さを測ってみます。その長さが、自分の身長と同じだけあれば大丈夫。
着付けになれてくれば10cmくらい短くても着れるようになりますが、着付けを習い始めて間もない方はぴったりサイズを選んだ方が無難です。
裄はそのまんま。はおってみて、袖口を両方の手でつまみながら引っ張ってはなします。袖口がくるぶしくらいにくればOK。
メジャーで測る時は、背中側を測りましょう。背中心から袖口までの長さです。
身幅はできれば試着してチェックしたほうが確実です。
はおって襟先あたりがちゃんとヒップをくるめているかを確認します。右前身頃は左の腰に、左身頃は右の腰までくれば大丈夫。
はおれない時は襟先あたりの身幅を測ります。前幅・後ろ幅・衽幅とすべて合わせてみて、自分のヒップのサイズ×1.5倍の長さがあれば最適です。
また、テントを張っているお店がほとんどですが、テントの色や影によっては着物の色がよくわからないこともあるので、一度テントから出て色を確認してみると後からこんな色だったっけ?という失敗もなくなります。
お値段交渉も骨董市の楽しみ
欲しいものが決まったら、お値段を聞いてみて交渉してみるのもありです。
はじめてだとハードルが高いかもしれませんが、複数枚買う時や、いつも通っているなじみのお客さんになればお値段の交渉もやりやすくなってきます。
着物専門でやっている場合はお店の方も着物好きなことが多く、やっぱり気に入ってくれた人に買ってもらいたいという心理もあります。
自分の好みにあうお店があったらちょこちょこ顔を出し、買うものがなくても着物談義などしていくと楽しいですし、お値段も交渉しやすいですよね。
もしほしい着物がなかったら、お店の人に「こんなのありませんか」と聞いておくと、親切な方は次回に「こんなの持ってきたよ~、どう?」と見せてくれたりします。
いくつかいきつけのお店をもって、上手にお買い物したいですね!
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小松英恵