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悟りの窓と迷いの窓の前で自分の心に向き合う時間

一日のうちに静かに自分の心と向き合う時間はありますか?

なかなか落ち着いて時間を取るのも難しいかもしれません。
そんな時は思い切って静かなところへ出かけるのがオススメです。


京都、源光庵へ


源光庵
今から約670年前の貞和2年(1346年)、臨済宗⼤徳寺2代・徹翁国師によって開創され、元禄7年(1694年)に加賀・⼤乗寺27代・卍⼭道⽩禅師が住持、以降、曹洞宗の寺院となる。

本堂は卍⼭禅師に帰依した⾦沢の富商・中⽥静家居⼠の寄進によって元禄7年に建⽴され、ご本尊として華厳の釈迦牟尼佛、脇⽴に阿難尊者、迦葉尊者が祀られている。

紅葉シーズンにはたくさんの人で賑わいますが、それ以外の青もみじの季節は静寂そのもの。

静寂の中、ただ座る時間は本当に贅沢。

本堂の上を見上げれば、伏見城遺構の血天井。
その時代へ想いを馳せてみる時間も貴重。

悟りの窓と迷いの窓

悟りの窓と迷いの窓はJR東海の「そうだ 京都、行こう。」で一躍有名に。

秋のお彼岸に悟りの窓と迷いの窓の前に座ってきました。

悟りの窓と迷いの窓

いつ訪れても美しい、そして、毎回、見える景色が違うのです。

見える景色が違うのは季節の違いだけではなく、自分の心の景色が違うからだと思います。

源光庵さんのホームページを見ると

悟りの窓の円型は
「禅と円通」の⼼を表し、
円は⼤宇宙を表現しています。

迷いの窓の⾓型は
「⼈間の⽣涯」を象徴し、
⽣⽼病死の四苦⼋苦を表しています。

源光庵HPより

人生迷いも多く、もやもやする時や辛い時にこの窓の前に座ってみると、小さなことに拘っているのを諭されるような気持ちになります。

窓から感じることだけではなく、この景色を見せてくださるために、お庭のお世話をされていることへの感謝の気持ちが湧いてきます。

黙って、教えてくれる悟りの窓と迷いの窓。

第一日曜日に行われる参禅会もオススメです


毎月第一日曜日の早朝に行われている参禅会もオススメです。
7時から始まるので6時45分ぐらいにお寺へ。

感動のストーリー 雑念を取り払って心を軽く!源光庵さんの坐禅会の魅力を紹介


紅葉シーズンやお正月、お盆など中止の時がありますので、ご確認ください。

まとめ

情報過多の時代、心を静かに保つ時間を持つのも大事です。
時間を作ってぜひ、ご自身がリフレッシュできる場所へお出かけください。
もちろん、ご自宅がパワースポットでしたら最高ですが。

京都で生まれ育った京都癒しの旅案内人が心が落ち着く場所をご紹介しました。

心が穏やかでない時、リフレッシュしたい時に源光庵さんにぜひ訪れてみてください。

悟りの窓と迷いの窓の前に座った時
きっと、本来の自分の心に気づき、穏やかな気持ちになれると思います。

※紅葉シーズンは息を飲む美しさですが、混み合いますので、ご注意ください。


京都癒しの旅でも喜んでご案内します。

この本の中でも源光庵さんのことを書きました。

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