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重陽の節句を祝う方いらっしゃいますか?

五節句を祝う方、いらっしゃいますか?

1月7日 人日の節句
3月3日 桃の節句
5月5日 端午の節句
7月7日 七夕の節句
9月9日 重陽の節句

1月7日は七草粥を食べる日なのでみなさんイメージ湧きますね。
3月、5月、7月もそれぞれ、ひな祭り、こどもの日、七夕なのでピンときます。

9月9日は日本ではあまりイメージないかもしれませんが、中国では奇数の最大数が重なる日でとても良い日ということです。

五節句の中で陽の字が最大です重なる重陽。

9月9日重陽の節会
今年も京都十三詣りで有名な法輪寺さんへ

この日も36度超えでしたが、緑が眩しくて暑さを忘れます。

法輪寺さん山門


この階段を上がると。

先に見えるのが本堂


丑寅の守り本尊の虚空蔵菩薩が祀られることから、右が狛虎、左が狛牛。
左右が違う動物は珍しいですね。


駒虎と駒牛


法輪寺さん本堂


9月9日の前日に菊の花に『着せ綿』を載せて露を吸い取り、重陽の日に綿で体を拭くと長寿を保つと言われています。


菊の露の入った菊酒を飲んで不老長寿、無病息災を願う慣わしでこの日も
法輪寺さんで法要のあと、菊酒が振る舞われました。


菊の力で少年のまま、七百歳の長寿になったという「菊慈童」の像を祀り、法要を。


菊慈童


金剛流 謡楽 枕慈童

撮影不可なので写真はありませんが、間近で拝見叶いました。


※観世流では菊慈童です。


京都では身近なところで伝統芸能を見られる場面があります。
季節の行事は要チェック。


法輪寺さんには京都市内が見渡せる舞台があります。

法輪寺さん舞台から京都市内を臨む


1枚目、2枚目の写真からもわかるように細かい楓の木がたくさんあります。
これから秋の紅葉シーズンもおすすめです。

嵐山というと混み合うイメージですが、法輪寺さんはいつも静かですので、穴場です。

ぜひ、訪れてみてください。


京都癒しの旅では季節の行事もご案内しています。
こちらをご覧ください。


法輪寺というお寺が京都では二つあります。
こちらは嵐山にある法輪寺さんです。


もう一つの法輪寺さんは円町にあるだるま寺です。
また記事にしますね。


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