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グループ・リフレクション(内省)の効果

こんにちは。
共に心に火を燈す経営パートナー、共燈コーチルタントです。

リフレクションをご存知でしょうか。
振り返り、内省といった意味です。

自分は2023年の1月から毎週、仲間と一緒に
リフレクション会(内省会)をやっています。
これがけっこう良い効果を実感しているので
今回はそれを書きたいと思います。

リフレクションの方法はこの本を参考にしています。

始めた動機

コーチングやコンサルティングでは
相手と状況をよく理解し行動変容を促します。
それには「あり方」に向き合うのが
だと思っています。

以前に、非常に内観の深い社長がおられました。
社長を理解しようとするのですが、
自分の発する言葉が浅く、
社長の感情を理解するところに
至っていないことだけは自分でも分かりました。
自己理解の深さまでしか
相手を理解することができない
と気づかされ行き詰りました。

相手の心に火を燈したい
とどんなに言っても
自分の心はどんな時に火が燈るのか
それを持続するには何が必要か
火が消えそうになるときはどんな時か
【実体験】がないと
言葉にぜんぜん説得力がなく、
寄り添うこともできません。

大変落ち込んだことで自分を磨く原動力となり、
自分自身をもっと理解するために
コーチ仲間と一緒に「リフレクション」なるものを
やってみようとなりました。

始めたものの・・

コーチ仲間と一緒なもんですから
皆やると決めたからにはコミット力が高いです。
夜だと打ち合わせや会合で参加できないことがあるので、
必ず参加できるように毎週月曜朝7時
オンラインでやると決めました。

やり方をある程度決めた方がやりやすいので、
前述の本を参考にリフレクションシートを作成しました。
この本によるとリフレクションに必要な要素は4つです。

「リフレクション」熊平美香著から抜粋 「認知の4点セット」

意見・経験・感情・価値観という
4つの要素に従って
リフレクションできるよう
自作のリフレクションシート
毎週グループ・リフレクション会をやっています。

やってみて思ったのは、
まず習慣化が大変ということでした(笑)
自分は朝が弱いので、まず朝7時に開催するために
6時前には起きないといけないということが
最初の高いハードルでした💦
でも一度も休んだり遅刻したりしていません。
仲間のおかげでコミット力が鍛えられています

次に大変だったのは、
リフレクションすることそのものです。
経験から感情と価値観を引き出すのは
なかなかうまく言語化できないものでした。

自分に向き合うというのは、
こんなに大変なのかと思いました。
毎週なので、本当に試練でした。

続けてみて感じた効果

ずばり、自分を知るのは楽しいということ。

どんなことに幸せを感じ、
どんなことに腹が立つのか、
自分と向き合ってきて、
随分と感情のコントロールができるようになりました。
また自分はこんな価値観で生きていると知り
自己肯定感が高まりました
同時に、他人を見る目も変わってきました
この人はどんな価値観で動いているんだろう、と
深堀りの質問が上手くなった実感があります。

さらにグループでやっているのがまたよいのです。
メンバーに客観的な感想をもらったり
質問をもらいます。
新たな視点でさらに自分を深堀りできます
さらに質の高いフィードバックにするため
グランドルールをつくっているので
安心安全な場を保つようにしています。
「グループ・リフレクション」をやってきて
我々のファシリテーションの腕も
ずいぶん上がりました。

効果を言語化するならば
下記の能力が向上したと思います。

・内観力
・忍耐力
・俯瞰力
・言語化力
・傾聴力
・肯定力
・フィードバック力
・共感力
・質問力
・習慣化力

こうやって書くと、すごいですね~(笑)
自分に向き合うことが楽しいだけでなく
こんなに効果があるとは我ながら驚きです。

今後

リフレクションで自己理解を深めたことで
自分に向き合って心に火を燈す人が
たくさん増えるといいな
とますます思います。
一燈が共燈になっていけば、
社会全体を明るく照らすでしょう。

1年半以上継続してきて
リフレクションとファシリテーションの
ノウハウがだいぶたまってきたので、
来年に向けて
グループ・リフレクションの仲間を募集
したい
と考えています。

グループ・リフレクションは完全にアウトプットの場です。
ひたすら自分に向き合い自己成長したい方や
自己理解を通じて他者理解を深めたい方

参加してもらいたいと思っています。

もう少し仕組みを整備してから
noteでもまた改めて募集をしてみたいと思います。
もしご興味持ってくださった方おられたら
お気軽にご連絡くださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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