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BS(貸借対照表)の4つの視点
こんにちは。
共に心に火を燈す経営パートナー、共燈コーチルタントです。
今BSの改善に一緒に取り組んでいる会社があります。
決算書はPL(損益計算書)は見るけど
BSはほとんど見方も分からない、とおっしゃる社長も多いようです。
かくいう自分も、昔税理士法人に勤めていた頃、
BSの重要性が分かっていませんでした💦
会計コンサルの先生に「BSとは何だ?」と問われて
答えられなかったのを今でも思い出します。
BSとは
財務諸表の一つである貸借対照表で、バランスシートの略である
会社の資産・負債の現状が把握でき、
会社の一定時点における財務状態を確認できるもの
なんて一般的な答えを求められている雰囲気では、
とてもなかったのです💦
その時先生に教わったBSの4つの視点は今も大事にしています。
BSとは、
①利益の正体が分かる
②お金の集め方と使い方が分かる
③資金繰りのヒントが分かる
④創業から現在までの社長の意思決定が分かる
この中でコンサルの腕の見せ所(?)は④だと思います。
PLは最長でも1年間の意志決定しか表示できないですが、
BSは創業からの意思決定の積み重ねを示しています。
50期の会社であれば50年分の意志決定です。
特に打ち合わせに後継者が同席されている時は、
BSの「いいところ」を見つけて伝えるのが
コンサルの役割だよ、と先生はおっしゃっていました。
社長がどうやって取引先を開拓したのか
どんな苦労があったのかなどを聞きながら
いい会社であることを伝えることで
社長の想いが後継者に引き継がれていきます。
また後継者には引き継いだ時点の利益剰余金を
スタート地点として控えておいてもらうことも、
大事な視点だと思います。
BSを改善するということは、
現状維持ではなく、長期視野で
意思決定を変えていくということです。
私自身も教わったことをフル活用しながら
お客様の会社の発展に取り組んでいきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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