漢字能力検定への挑戦
突発的に何かに挑戦したくなった。そして、突発的に漢字能力検定(漢検)準1級に挑戦することにした。問題集を1冊準備して、毎日少しずつやっている。「読み・書き・四字熟語・故事成語・対義語や誤字訂正」なんかのジャンルがあるのだが、難しい。極めて難しい。こんな漢字見たことないの連続で、早くも挫けそうになる始末。教えている留学生たちの気持ちが痛いほどわかる。覚えては忘れ、忘れては覚え。これの繰り返しに他ならないのだが、ここで学生たちのテスト結果が悪いと、「勉強した?しっかりやらないとね」なんて上から目線で言っている自分を大いに恥じる。彼らもしっかり取り組んでいる途中に、たまたま結果がイマイチだったがために、こんなことを言われてはモチベーションは下がる一方となり、反省しきりの私だ。
しかし昨日知らなかった言葉や意味が、今日分かったときの嬉しさは、たとえようがない。小さな進歩が自分で感じられるからだ。難しい漢字がスラスラっと書けたら、密かに得意満面。最近は、私のことを褒めてくれる人は皆無だが、この時ばかりは心の中で自分で自分を大いに褒める。そのときに、幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が大量分泌しているような気さえして、気分爽快。
いずれにしろ、目標に向かって少しずつ歩むのは気持ちがいい。試験は6月。日々の挑戦を楽しみながら、目標が無事突破できるように努めたい。
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