オンライン授業で「出席停止」は、あり?
オンライン授業「出席停止扱い」? 感染不安で在宅 国は「出席」と見なさず (朝日新聞 2021年 9月2日付 朝刊 より)
という新聞の見出しが飛び込んできた。
記事によると、全国の学校では、感染が不安で登校せずにオンライン授業だった場合と、分散登校で在宅の日(学年の一部が在宅の場合)→「出席停止」となるとのこと。
これを読んで、オンラインでも授業に参加しているのだから、一律「出席」にしたほうがいいのでは?と、率直に思った。自治体の中には、独自で「出席」としているところもあるようだ。
「出席停止」は、実際のところ「欠席」にも「出席」にもならない。でも、通知表などには「出席停止○○日」と記入されるところが多い(と思う。うちの子どもの学校は、そうだった)あまり、ここの数字大きくなると、進級や進学などでも、大丈夫かという問題が発生し、気になる要素が増える。それに、自治体間で「出席」「出席停止」が混在すると、いろいろ複雑になる。
当の児童・生徒たちも、オンラインで懸命に勉強していても「出席」にならなければ、やる気もなくなる。こうなれば、「三密」ではなく「三悪」の発生だ。
そのためにも、授業中は何回か出席を取るなどの工夫はいるだろうけど、きちんといれば「出席」とし、これを全国で統一させたほうがいいと、強く思う。
前代未聞のこのご時世。とにかく国は柔軟に対処して、子どもたちやその家族、教育関係の方々が、心から安心できるようになってほしいと願うばかりだ。
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