癇癪爆発!エレベーターを待つ親子

2歳の息子とお出掛け時、突然癇癪を起こし泣き始めました。

その理由は「左のエレベーターに乗りたいから」です。

呼び出しボタンを押し、右のエレベーターが来て乗り込もうとした瞬間爆発。

「あっちに乗りたかった!あっちに乗りたかった!」

私が住んでいるマンションは2機のエレベーターがあり、左は一般のタイプで右はバリアフリータイプ。バリアフリータイプは車イスの方でも押せる位置にボタンがあります。

呼び出しボタンもは2個縦に並んでおり、バリアフリー用のボタンは下側に配置されています。

バリアフリー用のボタンを押せば右側のエレベーターが呼び出されるのですが、一般用のボタンを押せば、左右のエレベーターで階が近い方がきます。

そのため右側を意図的に呼び出すにはタイミングが必要です。

待ちました。

そのタイミングを。

10分程でしょうか。
乗りたいのが右のエレベーターなら意図的に呼び出せるのに..なんて思いながら。

実際はそんなにかかってないかもしれませんが、マンションの廊下で泣き喚く息子をあやしながら待つエレベーターは体感2時間。

時間潰しが目的のお出掛けだったのでのんびりと待てましたが、登園時などなら地獄ですね。

しかし、この経験は私に意外な感情を呼び起こしました。

まず思った事は、「何故こんな些細な事で泣き喚くんだこの子は?」でした。

子ども特有の秩序でもあるのかな?と。

そして逆に自分は物事に全く拘りが無くなってるなと気付かされました。

食事も特に何でも良い。服装も毎日UNIQLOの同じジャケットを羽織るだけ。特に拘る必要のない項目に時間を割かなくなったのか、つまり合理的な判断力を身に付けたのか、それとも老化によって物事に興味関心が薄れてるのか。

エレベーターに乗るだけでここまで熱くなれる息子を羨ましく感じました。

私も今その感覚が戻ってきたら疲れるかもしれないけど毎日エキサイティングな生活が送れるんだろうなと。

毎日のエレベーターでここまで一喜一憂出来るのですから。

いや無理ですね。

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