【ウズベキスタン】タシュケントでインタビュー Day24
こんばんは!
ウズベキスタンに入って約1週間が経ちました
今日はウズベキスタンの首都にして中央アジア最大の街と呼ばれるタシュケントを回ってみたいと思います!
2022年11月3日 タシュケント
タシュケント地図
①チョルスーバザール
②バラカン・マドラサ
③ムバラク・マドラサ
④ティムール帝国博物館
⑤ナヴォイ劇場
⑥Art Hostel(泊まった宿)
タシュケントのメトロ
さてタシュケントは中央アジア最大の街と呼ばれているほど大きな街ですがメトロがしっかり網羅されているのでアクセスは良いです!
地下鉄の路線はmaps.meやyandexのマップで検索できます
※Google mapは非対応
地下鉄は一回乗車で一律1500スム(18円)!激安です
改札前に窓口がありそこで券を買います
「CASSA」とロシア語で書かれた看板が目安
旧ソ連らしい淡々とした受付のおばちゃんがいるのでそこで支払い!
荷物検査が必ずあるので街歩きの際はPCなどは避けた方がいいかもしれません!あと大きな荷物も必ず引っかかります
ちなみにホームではフリーWi-Fiが使える模様!
チョルスーバザール
本日まず最初に訪れたのは安定のバザール
市場ってその国やその場所の雰囲気を五感で感じられるような気がするので好きです
メトロの「Chorsu駅」で降りることすぐ
立派な市場が並んでいて賑わっています
美味しそうなザクロがあったので絞りたて100%ジュースを購入
飲むだけでなんだか健康になりそうな味でした!
市場のメインドーム
デザインがいかにも旧共産圏って感じです
駅近くの野外では野菜を中心に
階段を上がった屋根付きの場所では果物
メインドームでは一階は主に牛肉や羊肉などの肉類が売られて
二階ではサフランなどのスパイスやナッツ類が売られています!
またまたプロフ
市場のなかに地元の人で賑わっている美味しそうなプロフ屋さんがあったので行ってみることに!
ちなみにウズベキスタンではプロフは別名のオシュ(OШ)と看板で表記されるのが一般的
ちなみにオシュとはウズベク語で”ご飯”って意味らしいです
これまた油っぽそうですが、それは美味しい証拠
ほろほろの牛肉と米の相性が最高でした
惣菜のキムチとパンとチャイが別売りでどちらも注文
全部込みで420スム(約530円)
ウズベキスタンのなかではそこそこ値段が高いプロフでしたが安定に美味しかったです!
プロフにハズレなし
マドラサでまたまたインタビュー
市場から歩いてすぐのところにモスクとマドラサが集約している場所があったので行ってみることに!
ウズベキスタンのモスクやマドラサはどこも青色の装飾がすごく綺麗
色んな国で教会やモスク、寺院を見てきまたがウズベキスタンの建築が個人的に一番好きかも
ちなみにマドラサとは”学ぶ場所”を意味するアラビア語
文字通り一昔前まで学校教育の場として機能していました
イスラームの世界では昔から識字率が高かったのも納得です
ここのマドラサはそこまで人が少なく落ち着いていてよかったです
そしてこのマドラサで現地の大学生たちからインタビューを受けることに!
実にキルギスぶり(たった数週間前)
なんでもタシュケントの大学の観光学部の生徒さんらしい!
ウズベキスタンを旅してどう感じたかとか
どこの場所が良かったかとか
ウズベキスタンのどこが好きかとか
嘘偽りなく感じたままのことを答えました
「ウズベキスタンの素晴らしいと思うことの一つに
外から来た人に対してすごくウェルカムな所
どこで出会った人もみんな暖かく迎えてくれた」
彼女たちにそう伝えると
「私たちの国はシルクロード上にあるから長い歴史の間、お客さんがもてなすことが大切な伝統の一部になっているの!」と嬉しそうに語ってくれました。
「私たちの国って素晴らしいでしょ!」と誇らしげに自分の国を紹介するウズベキスタンの若い彼らはとても眩しかったです。
最後に写真をお願いした所快諾してくれました!
みんな素敵すぎる笑顔!!
ウズベキスタンを旅していると活気というか活力というか
国全体のパワーをすごく感じられます
若い人たちがエネルギッシュで、外の世界に興味津々で
でも自分の国も誇り思っていて。
それを世界にアピールしたいという自信に満ちていて。
あくまで勝手な一旅人の目線ですが
この国の将来は絶対に明るいだろうなと感じました。
美味しそうな匂いに連れられて…
さて、そんなことを感じたモスクからの帰り道!
駅に戻る途中でやたら良い匂いがして
そしてその匂いの先に美味しそうなシャシリク屋さんがあって
我慢できずに気づいたら注文してしまってました。(怖い)
さっきあんな油っぽいプロフ食べたばっかりなのに。(怖い)
日本でもキッチンカーの焼き鳥屋さんとか妙に惹かれますよね
あれと同じ原理をウズベキスタンでも味わうとは…
ティムール博物館
中心地に地下鉄で戻り
気になっていたティムール博物館へ!
料金は250ソム(約330円)
ウズベキスタンといえばティムール帝国
簡単に説明すると
14世紀、ティムールというめっちゃ強い人がいてその人がウズベキスタンのサマルカンドを中心に建てた国
最盛期にはあのオスマン帝国をアンカラの戦いで破り、中央アジアから西アジアに及ぶ大帝国を作りました
次に訪れるサマルカンドでも簡単に歴史や文化などを紹介できたらなと思います!
ここの博物館はというと、実際は美術館のような感じ
歴代アミール(王のようなもの)の肖像画や、当時あったモスクの模型など展示物がたくさん飾られました
ここで初めて知ったのですが
インドのタージマハルの建築に関わったのがウズベク人なんだとか!
ムガル帝国のシャー・ジャハーンの命令で、最愛の妃の墓として作られたエピソードは有名ですが
これを建てるためにウズベキスタンから建築家が招集されたことは知りませんでした
遠路遥々ご苦労様すぎます。
ナヴォイ国立劇場と日本人
続いてナヴォイ国立劇場
実はこの劇場
シベリア抑留された457人の日本人捕虜が徴兵され、建設に大きく携わった
私たちにも日本人にも関係が深い場所。
そしてこの建物が有名になったのは、1966年にタシュケントを襲った直下型の大地震
周りの建物がほとんど倒壊したなかでも、この劇場は壊れることなく
タシュケントの人々の避難所としても活用されたそう。
故郷に帰ることなく、この地で亡くなってしまった日本人がいるという悲しい事実
それと同時に、彼らが建てたこの劇場が災害の混乱から人々を救うことにもなったという事実
同じ日本人として誇らしくもありつつ、遠い故郷に帰れなかった人たちの思いも同時に考えさせられました。
こういった歴史もしっかり忘れることなく旅をしていきたいと思います。
2024年7月追記
こうした功績を受け、地震発生同年の1966年にはウズベク語・日本語・英語で書かれた銘板が作られ
そこには「決して『捕虜』と書いてはいけない」とウズベキスタン側が厳命したので「極東から強制移送された数百名の日本国民によって」と書かれたらしい。
先日、「ラーゲリより愛を込めて」というシベリア抑留の映画を見に行ったのでより一層感じるものがありました。
タシュケント郵便局
最後にタシュケント郵便局に寄りポストカードを日本へ送ろうとしたところ
どうやら受付の時間が過ぎてしまっているよう
ネットだと17:00終了となっていますが16:00前には行った方がいいかも!(この情報が誰かの役に立つことを願います)
番外編
さて明日もタシュケント!
一気に1000人分のプロフを作るプロフセンターなる所に行こうと思います!
ではでは〜!
《情報コーナー》
①チョルスーバザール
地下鉄Chorsu駅から徒歩すぐ
②バラカン・マドラサ ③ムバラク・マドラサ
どちらも入場無料 ※礼拝の時間はムスリム優先の可能性あり
地下鉄Chorsu駅から20分ほど
④アミール・ティムール帝国博物館
入場料一人250ソム(約330円)
地下鉄Amir Timir hiyoboni駅から3分
⑤ナヴォイ劇場
地下鉄kosmo navitor駅から徒歩5分ぐらい
⑥Art Hostel(泊まった宿)
ドミトリー1泊 1190円(クレカ決済)
地下鉄Ming orik駅から徒歩15分ほど
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