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フィルムで写す日常の光景 Vol.1 「 Nikon FE × FUJICOROR 100」

こんにちは。恭輔です。

NikonFEがメンテナンスから帰ってきたので、久しぶりにフィルムで撮って現像してきました。

レンズは Ai Nikkor 50mm f1.4。
フィルムは FUJICOLOR100(36枚)。

設定は全て絞り優先オート。

フィルム丸ごと、包み隠さず36枚全て公開したいと思います。

現像は写真屋さんにお任せなので、全部撮って出しです。

それでは、いってみましょう!


8月の午前5時半ごろだったかと思う。久しぶりのフィルムということもあって、張り切って早起きして近所を散歩。


早朝の日差しは角度が低くて、真夏とはいっても空気が澄んだ気がして心地いい。



セルフポートレート。どんな写真家も一度は自分の影を撮るものだと、勝手に思っている。



路上に電信柱とセットで佇む黄色いカバーのやつ。電柱が倒れないように支える「支線」というらしい。いいアクセントになってくれるから写真に入れること多し。



コーヒーを飲まないと一日が始まらない感じがするから、いつも「飲まなきゃ」と思ってる。休日の朝は好きな音楽をかけながら。


「千葉の渋谷」を知らないとは言わせない。これからも何度も言うから覚えて欲しい。うちの地元には至る所にマツキヨが。



千葉の渋谷で路地裏を抜けると、マルイのビルにいい陽が差していた。表舞台ではないところで汗をかいている人がいる。そんな方々の存在を忘れずにいたい。



千葉の渋谷の駅を跨ぐ、陸橋の階段。濃い西陽が街をオレンジ色に染めていく。



千葉の渋谷の路地裏。今回、一番好きな写真。百日紅は夏の間に100日間咲き続けるゆえにこの名前がついたそう。ほら、ここにも電信柱の支線が入ってる。



千葉の渋谷柏の路地裏。エノコログサ(ねこじゃらし)も夕方の日差しを逆行で受けるとこんなにも神々しく見える。そう思うのは僕だけだろうか…


千葉の渋谷の路地裏で、東京の渋谷の路地裏にありそうな雰囲気を切り取る。ストリート感のある看板のくすんだピンクがおしゃれだし、フォントも好みだ。


その直後に初老の夫婦が横切ったのでお姿を拝借した。自分の未来について考えた。いつまでも仲良くしたいものである。



車で柏駅に来たら必ずここに駐める。安い(たぶん)。実は駐め慣れていて愛着があるだけだったりする。



いや、畑や田んぼと共生している時点で渋谷じゃねーだろ!!僕はどんな景色も揃っている柏が大好きです。これはあんまり知られてないけど、野菜が美味しいから本当にみんなに食べさせたい。


柏の雲。ひとりぼっちで浮かんでいた。



早朝の朝日を浴びる、近所のアパート。木漏れ日を嫌いなやつはこの界隈じゃ聞いたことがねぇな。



何度もピントの位置を迷ったショット。朝の日差しが住宅の窓に反射してさらにアスファルトを照らしていた。細かいチリがキラキラしていて美しいと思った。



朝日が嫌いなやつは人間じゃねぇ(うそ!いたらすいません!)。鬼かドラキュラか大猿以外いないと思い込んでいる。



シャドウを上げたくなったけど、RAWではないから上手くいかなかったし、なんだか虚像のように思えてやめた。今回は全てありのままで見て欲しく。



柏はけっこう空が広いところがいい。



すばらしい朝が来た。希望の朝だ。(大分で有名な歌)
勘違いだった。故郷・大分の市街地に響き渡る、老舗の布団店の歌と、
ラジオ体操の歌が記憶の中で混在していただけだった…



朝顔に「おはようございます」した。



御茶ノ水。歩道を突き破る雑草の生命力は、もう誰にも止められない。



御茶ノ水で昼食。この日は博多天神を食べた日。替え玉もした。先輩と別れて一人で少しだけ視察がてら歩いた。標識はいろんな色や記号があって面白いから撮る。



この写真も気に入った。令和に撮っているのに、どこか昭和を感じるのはなぜだろう。FUJICOLOR 100が出すオレンジの色味に懐かしさを覚えてしまう。子どもの時に見たミニカーの記憶色。



御茶ノ水には学生がたくさん。趣のある古い建物もあった。曇っているから伝わらないけど、2024年の9月はめちゃくちゃ暑かった。



? 
思い出した。誤ってシャッター切ってしまった失敗の跡だ 笑



これがどこなのか全く思い出せない。メンテナンスから帰ってきたばかりだけど時々光漏れする。そこに可愛げさえ感じるから不思議。



何かを育(はぐく)みたくなるのは人間の本能なんだと思う。幼子が大きくなってきた近頃は奥さんは野菜を育て、僕は子どもたちと一緒にグッピーやグラミーやエビを育てている。



ある平日の朝。大きくなってきた長男は、近ごろ道の途中までニコニコしながら見送りに出てきてくれる。自分の小学生時代と瓜二つのため、いつも彼の中に自分を感じる。



ああ、フィルムが終わりを告げようとしている。そう、ここがどこだかもう分からない。何かの天井か?柱みたいなものが4つ立っている。神殿感あるな。



ラストは何故か妻のミシンを撮っている。一番新しいのに覚えていない。これでおしまいだ。



いかがでしたか?

久しぶりのフィルムでした。

デジタルカメラが主力になり始めた時、フィルム派はデジタルを否定していました。でも、そのうちにすごい勢いでデジタル進歩していったら、いつの間にか、「デジタルはもはやフィルムさえも表現できる」となっていき、フィルムはその姿を消しそうになり、各社メーカーはフィルムカメラの製造を終了。

今回、まともにフィルムで撮って感じたのは、やっぱりフィルムにしか出せない味わいがある気がする、と言うこと。それが何なのかは、色んな環境で撮っていきながら言語化していきたい。


18歳の時にフィルムの一番レフで撮り始め、最近はフィルムよりもデジタルメインで撮っていましたが、もう一度フィルムについて掘り下げたくなりました。

今後、色んなフィルムで撮ってみて色味の検証などやっていきますので、もしよかったらまた見に来ていただけると嬉しいです。

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それではまた!

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