見出し画像

短歌〜鏡心の短歌7「冷たい指先」(28首)まとめ

いつのまにか 無くしてしまった 招待状 疲れた身体 冷たい指先

《鏡心の短歌=ココロそのまんまの短歌》です。日々の暮らしの中で詠んでいる《祈りと叫びの短歌(短歌ってことにしちゃう)》です🌱

根幹は『いろいろあるけど、私、元気を出して!!』の《じぶん応援歌》です📣

生きるよろこびが、生きるかなしみにのみこまれないように…🌸

Keep going with joy(and a sigh)!!! 

ため息つきつつ、楽しくいこう!!!

そんな《鏡心の短歌の風》が結果的にいつか誰かへの応援歌…《あなたへのエール》にもなれたら良いなぁ…⭐️

こちらの記事は、今まで7- #ほぼ毎日短歌 として日々upしてきた私の #鏡心の短歌 を7章「冷たい指先」としてまとめた #鏡心の短歌まとめ です📒

まとめ形式ならではの、ぶわぁぁぁとしたインパクトを書籍感覚でお届けしたい🌟🌟🌟

🍀🍀🍀🍀🍀

〜冷たい指先〜

いつのまにか 無くしてしまった 招待状 疲れた身体 冷たい指先


聞こえてた ちゃんと見てたよ 知っていた いつ失くしたんだろ あの日の言葉


届かない 理想憧れいつの日にかと だましだましやってきたけど


夢語り あおらないでよ ふれないで 気付かせないでよ 渇いている現在(いま)


うまくいく扉がきっとあるはずなんだ 探し求めど 足踏みばかり


届かない けれども断てない 想いたち にじみ歪んだ 三日月の空


一喜一憂 あきらめきれない 悪あがく 妬み焦り これまでの時間


可能性 呼吸(いき)をするのが 難しい どの道行けば そこに着けるの


鬨の声 震えながら 繰り返す 隠したマニュアル 強がり続けて


準備不足 もろもろ足りない あてもない 焦がれていたのに 似合わなかった服


むなしいなぁ 一人小さくつぶやいた 握りしめてた 砂粒の行方


エネルギー 飢えた渇いた こじらせた あつい凍える 一人ただよう


かき集め つなぎあわせど 満たされず こぼれ落ちゆく 破片の私


経験値 なり損なった 時間たち 逃げてたつもりはなかったけれど


弱音吐く うまくいかない もどかしい 周りはまぶしい 空っぽのてのひら


削られる 待ってくれない 流される 冷えゆく身体 かすれた叫び


成長努力 続くかなしみ 続ける意思 わかってはいる ぬかるむ足元


望み事 挑み方が わからない 匂いを頼りに ふらふらさまよう


空の箱 こねくりまわし 開けようと もがきあがけど 薄々知ってる


その扉 こじ開けねじり入り込む ここだと信じて やってきたんだ


雨が降る 今日も続く 息を吐く 感じる重力 忘れた温もり


雨の中 迷いためらい ひるむ脚 今までの自分 これからの自分


夜の雨 一人凍える うずくまる 逃げ込む隙間 それでもいつか


痛いなぁ もう転びたくないのなぁ 分からぬ方向 おなかは鳴った


受け入れよう 乗り越えようと もがく渦 おかまいなしに 朝日は昇る


ひとやすみ 祝杯かわす 夏至の夜 罵り続けた じぶんを抱きとめ


慟哭も 涙もため息も ひっくるめ 鼓動の温もり 微熱の夜更け


耳ふさぐ 丸めた背中 静かなあきらめ それでも笑う また 歩けそうだ


鏡心の短歌7「冷たい指先」了 (28首)まとめ

   #鏡心の短歌 #ほぼ毎日短歌

画像1

読んで頂き、本当にありがとうございました!!











お気持ち、とってもうれしいです! ご縁に感謝!!です  【春霞 遠くの富士は 見えぬけど 確かにあると 信じられる朝】(←鏡心の短歌:137)