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【教師の魅力】青春を再び@現役中学教師

このシリーズでは、『教師の魅力』について様々な面から語っていきたいと思います。個人の見解なので、人によってはそれは違うと思うかもしれませんが、私自身が魅力と感じる部分を紹介し、少しでも教師の良さをわかってくれればと思います。

青春を再び

皆さんにとって「青春」と言えば、どんな記憶を思い浮かべますか?
部活動で仲間と切磋琢磨した日々、学校行事の熱気や、友達との笑い合い――そんな学生時代の思い出が心に蘇るのではないでしょうか。

教師の魅力のひとつは、
生徒たちと共に「青春」をもう一度経験できることだと思います。
もちろん、主役は生徒たちです。その青春の脇役として寄り添い、支えられる喜びがあるのです。

①部活動

例えば、部活動。
私自身は選手ではありませんが、子どもたちが目標に向かって助け合い、励まし合う姿を見るたびに胸が熱くなります。
一緒に勝利を喜び、敗北に涙し、練習に励む日々は、教師としてかけがえのない時間です。
確かに、部活動の在り方は現在、議論が尽きません。私も負担が大きいと感じることがあります。しかし、それでも生徒たちと共に成長し、目標を追いかけた日々には、多くの感動がありました。
強豪校相手に奇跡の逆転勝ちを果たした瞬間や、部内の衝突を乗り越えた経験――それらは漫画やドラマを超えるリアルなドラマでした。

②学校行事

学校行事もまた、特別な時間です。
体育祭や合唱コンクールで、バラバラだったクラスが少しずつ一つにまとまっていく。点と点だった生徒たちが繋がり合い、最後に皆で作り上げた達成感。
生徒に伴奏し、それを間近で見守ることができるのは、教師ならではの特権だと思います。

青春の1ページの最高の脇役に

こうして生徒たちの青春の1ページを彩る最高の脇役として携わる日々は、本当に尊いものです。脇役として、生徒たちを時には揺さぶり、試練を与え、そして褒め称え、ドラマをあえて演出することもあります。
そして、この体験は他の職業では味わうことができないと考えています。
誰かの青春を、自分の学生時代と重ねながら共に作っていくのは、懐かしさを感じつつ、30歳を超えても学生の時のように熱い気持ちになれます。
教師の仕事は「大変」と言われがちですが、その大変さは充実感に繋がることも事実です。

最後に

ここで誤解してほしくないのは、私は決して教員の労働環境の過酷さを肯定しているわけではありません。無理をせず、自分自身を大切にすることは何より重要です。

これから教員を目指そうとしている方や、教師を続けるか迷っている方へ。
決して無理をする必要はありません。ただ、教師という仕事には、ニュースなどで報じられる課題だけでなく、ここでお話ししたようなかけがえのない側面もあります。
良い面と悪い面の両方をしっかりと見つめ、自分の進む道を決めてほしいと思います。

そして、この記事を読んでいる教職以外の方へ。
教師の仕事は大変であることは確かです。しかし、だからこそ得られる感動や充実感があることも、どうか覚えていてください。

教師という仕事が、こんなにもドラマチックで尊いものであることを、少しでも伝えられたなら幸いです。

これからも、私の経験を紹介しつつ、『教師の魅力』を伝えていきたいと思います。

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また、過去の記事で
【教師の魅力】感動の連続 として、
私自身の実体験を通して得られた感動体験を記事にしています。
よければ、ご覧ください↓↓↓


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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