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不安や怖さを乗り越えた先にあるもの
私たちは、生きている限り何らかの「不安」や「恐怖」は常にあります。
そこで情報や知識ばかりを集めては頭でっかちになり、未来のことを憂いていると余計に「不安」や「恐怖」に振り回されてしまいます。
「不安」を感じると、心地よくないものだから、なんとかして「楽しい」や「気持ちいい」といったポジティブな感情に切り替えたいと思ったり、逆に「不安」を感じないように蓋をしたり。
でもそうやって誤魔化しても、決して「不安」は無くなることはないどころか、ますます「不安」に支配されることになってしまう。
じゃあ、一体どうしたら「不安はなくなるの?」「怖さは感じなくなるの?」
と思います。
娘の水泳教室でのこと。
泳げるようになるには、水の恐怖を克服することが必須ですね。
9歳の娘は発達の凸凹があり、特に不安症状が強く、
それでも本人がやってみたいということで水泳教室に通うようになりました。
とはいっても、レッスン中はインストラクターの肩にしがみつきっぱなし、
怖くて大声で叫ぶこともしばしばで、頻繁に「I need a break」と言ってはプールサイドからなかなか離れられない。
そんな娘を見て、果たして泳げるようになるのだろうかと思っていましたが、とてもすばらしい療育専門のインストラクターに出会い、わずか3回のレッスンで、補助具はつけた状態なものの、少し泳ぐ(浮く?)ことができるようになりました。
毎回のレッスンが終わるたびに、以前よりも少しできるようになったことが嬉しいのか、とても誇らしげな顔をしてプールから出てきます。
そんな娘の様子を見ると私も親バカですから嬉しく思ってしまいますが、一般的な目線で見たら、同世代の子と比べて全然できていません。
それでも、少しずつゆっくりだけど、できなかったことができるようになり、レッスンが終わるたびに娘の誇らしげな顔を見ると、水泳は娘の自信や自己肯定感につながってるなと感じます。
「できた!」「もっとできるようになりたい!」
そんな気持ちが「怖さ」を上回るとき
気づいたら水に対する「不安」や「恐怖」を克服できているんでしょうね。
私たち大人は、つい他の人と比べては、自分の至らないところばかりに目を向けてしまいます。でも、そればかりをやっていると、自分が萎縮し、ますます自信をなくしてしまいます。
以前の自分よりちょっとだけできるようになった自分を嬉しく思う。
こんなふうな小さな成功体験が積み重なることで、自分を信じるチカラが生まれてくるんだなと思いました。そして、そのチカラが、「不安」や「恐怖」を乗り越えさせてくれるんでしょうね。
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こんなレベルの足元にも及んでないのですがね💦