Vol.23 反射区にあたっていない?
他人へ足つぼをしたときに
「反射区にあたっていないかも?」と思うことは多々あります。
そう施術者が感じる時は、往々にして当たっていないことも(笑)
足つぼの技術はこんな風にとらえてもらうとわかりやすいです。
ステップを踏んで習得していきます。
①「平面への塗り絵」
②「立体への塗り絵」
③「彫刻」
いきなり皆さん「彫刻」に入りたい方が多いようですが、
彫刻刀を使った図画工作のカリキュラムは
4年生くらいにならないと出てはきません。
つまり、最初の頃は
とりあえず「平面」を確実に塗り残しのないように「塗る」を
心がけることがとても大切です。
「塗る」という行為の中で、創意工夫をする。
ここでは圧をかける角度、力加減がそれを指します。
立体への塗り絵は、平面ではなく「凹凸」があるため
筆の使い分け等で「美しく」塗る術だったり、「塗り残しがない」術など
応用編となります。
どの順番で塗っていくのか?という戦略的先を読むことも
平面よりは少しは必要になります。
例えば、張り子のようなもの、だるまのようなものに色を塗る。
これは画用紙に色を塗るよりも少し高度なテクニックになりますよね。
平面→立体へと移行し、
筆の大小を変えることによる塗る残しの回避など、
応用技術を身に着けていきます。
そこから初めて、
彫刻です。彫刻は「彫刻刀」という道具が必要になります。
筆では彫刻はできません。
これが、いわゆる「あたっていない?」と思うヒントです。
たになかちよ/足の記録帳 足つぼマニア、あしの研究家、足つぼ二スト、バイヤー 足の不調がきっかけで、コンプレックスの解消と美脚研究に余念がない。趣味は海外旅行とコーヒー。