マガジンのカバー画像

【18歳】写真と文章【19歳】

25
高校生の時から気まぐれで綴っていた文章をまとめました。Tumblrに載せていたものをリタッチ・リポスト。 添えている写真は、当時撮影。今読み返しても、その時の感情が手にとれるくら…
運営しているクリエイター

#photo

解らない人

分かってくれる人は、 多くを語らずとも分かっているし 分かちあえるけれど いつまでも「解ら…

7

怠惰な魚のように

例えば、 生きられる範囲の温い水が張られた やわらかな金魚鉢の中で、 ふわふわ泳いでい…

7

むしゃくしゃしてた

自分次第って話。 正真正銘の楽しさは自分で生み出すしかない誰かに縋るなよいつまでも誰かに…

9

不可逆の産物

全てが、不可逆の産物だ。 もっとこうだったらよかった、とか これが無ければ、あれがあれば…

5

mudai

何事におきましても 「ご縁があれば」 というスタンスで構えていると案外、良いもので どうで…

3

タイトルをつけるほどでもない

出所のわからない風呂場の蛞蝓 やっとのこと読み切った短編集 水分量の多い空間 滴る 霞む…

3

点滅する信号の危うさ

終始、信号が点滅しているような生活をしていた。 必死こいて向こう側に辿り着く時もあれば、大抵は、一歩も踏み出せないまま変わってしまった信号をただぼんやりと眺めているような、わたしの生活。 本当のところは何もしていない気がする。 息さえしていなかったようなそれは、立ち止まりつつも逆走しているようで、ひとりぽつんと取り残されているかのように見える。周りの風景と周りの人間、それから時間だけが、前へ前へと進んで行くのだ。 「止まることは、そこに留まることを意味するのではなく