相手を不安にさせるコミュニケーションに気をつけたい

仕事やカンファレンスや勉強会で会話しているときに、「自分を尊敬してもらっているのにちょっと不安だ」とか、ふりかえると「あれは不安にさせてしまっただろうな」とおもったことがありました。

どんなパターンで不安を感じたことがあるのか、これをさけたいなって思っているのをいったんまとめておきます。

突然の試験的な質問

ミーティングをセットされたとおもったら一言目に「プロジェクトについて詳しく説明してみてください」「〜の詳細を話してもらえますか？」と試験的な質問をされる。この瞬間、何を感じるでしょうか。驚き？恐怖？緊張？それとも、一種の挑戦への熱意？

この種の突然の試験的な質問は、コミュニケーションの中で相手を不安にさせるなと思いました。一見すると、質問者は単に相手の理解度を確認したいだけかもしれませんし、自分が知りたいことを聞いているだけかもしれません。しかし、相手からすればこれは評価され、その結果が自分の職業的な価値に直接関わる、意図しない「試験」のように感じるかもしれません。

特にこの試験的な質問が突然に投げかけられると、相手は時間的、精神的にそれに対応する準備ができていないかもしれません。その結果、不安や緊張、さらには恐怖を引き起こす可能性があります。