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💝『素敵の材料』を集める作業 【私の好きなこと】


◇素敵だなあと思った人に一番のお気に入りの映画や本を教えてもらう。
そして、素敵なあの人のことを思い出しながら観たりり読んだりすることが私は凄く凄く好きなのです。

本当に沢山の本を読み、映画を観ているのだけれど、その大半は素敵なあの人の、一番のお気に入りの作品たち。
それが私の作品を選ぶ指標になっていたりします。


「でもさ、好みや感性は人それぞれよ?」と、大好きな先輩が心配そうに言いました。

先輩の心配の通り、思わず「本当にこれが一番!?」と今まで沢山の「なんてこった」に出会ってきました。
でもそれは気付きとなり、学びとなります。

感性や物事の考え方、捉え方は本当に十人十色であることを身をもって感じることのできる機会です。

私にとっての”💮”も、
誰かにとっては”△”で。”×”で。

私にとっての”△”や”×”も、
誰かにとっては“💮“で。



人はやっぱり違うんだと、そんな当たり前のことに気づくのです。
そして背筋がしゃんとします。


感性に正しいはない。
そしてそれぞれたった一つのかけがえのないものなのだから、自分だけの感性を大切に育んで行きたい。
でもそれを他者に無理に押し付けることはしてはいけない。
「違い」を楽しめる人でありたいと思います。


もし、私にとっても“💮“の作品だったら…
重なり通ずる何かがあるということで、「私も素敵なんじゃないかしら」と、それはもう誇らしくてニマニマしちゃうし。

もし、私にとっては“△“や“דの作品だったら…
私が気づけない所に、意味や価値を見出し、立ち止まって心をときめかせているということだから、
「やっぱり敵わないわ」と、なんだかもっと素敵に見えてくる。自分よりも何枚も上手のようで。


そして何よりも、私の目にはいつでもキラキラして見える素敵なあの人が、
私の知らない影の方に立っているとき、
この作品の言葉たちが励まし、勇気づけ、優しく寄り添っていると思うと、ひとつひとつの言葉がとても愛おしく思えるのです。


素敵なあの人の”素敵”を作るための一つのの材料だと思うと全部残らず「ありがとう」なのです。



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