1日に「初速」をつける方法 #27
みなさんは朝の過ごし方はどうですか?
朝ゆっくりと起きて自分の時間を確保している
朝起きた途端に準備をして家を出ていく
実は、朝の過ごし方によって1日が大きく変わるのをご存じでしょうか。
朝、家族と言い争った日は、仕事でもイライラしてしまいます。
「今日は休みたいな」という日は、同じ仕事でもいつも以上に疲れてしまいます。
これには心理学的な理由もありますので、細分化してみていきましょう。
「気分一致効果」
気分一致効果という言葉をご存じですか?
これは、心理学で使われる言葉で、気分がいいときは物事のプラス面が見えやすくなり、気分が悪い時は、物事のマイナス面が見えやすくなるというものです。
つまり、1日のスタートを気分よく過ごすことさえできれば、日中何かトラブルが起こっても短時間で平常心を取り戻すことができますし、思考もポジティブになるので、物事や人に対して柔軟に対応できるようになるのです。
<朝の過ごし方は、1日の行動を決める重要な要素なのです。>
朝の過ごし方を充実させるためには
朝起きてから仕事を始めるまでの間に、楽しみなことや自分をご機嫌にすることをルーティーンとして組み込んでください。
「ゆっくりコーヒーを飲む」「朝ごはんに好きなものを食べる」「散歩をする」「好きな曲を聴く」「ヨガをする」「瞑想をする」「掃除をする」など、なんでも構いません。
ポイントは、「朝の時間に何をするか?」をあらかじめ決めておくことです。好きなことなので、日々のルーティーンに組み込んでしまえば簡単に習慣化できます。
さらに、起床後数時間は頭がフレッシュな状態なので集中しやすく、脳のゴールデンタイムともいわれています。
ちょっとした習慣を取り入れる
行動もルーティーン化することで、「気分一致効果」のメリットを享受することができます。仕事だと、いきなりメールチェックを始めるのではなく、「机のうえをサッと拭く」「コーヒーを淹れる」「大きく伸びをして深呼吸する」など、気分が良くなるちょっとしたことを習慣にするとよいでしょう。
惰性で「下り」のエスカレーターに乗るのではなく、朝のルーティーンを活用して「上り」のエスカレーターに乗って、気分よく1日をスタートさせることも、「すぐやる人」になる有効なテクニックの1つです。
おわりに
私自身早起きが得意なのですが、朝にやることを決めておかないとあっという間に過ぎ去ってしまいます。
朝の時間帯を有効に使い、1日を有意義にすごせるように取り組んでみましょう✨
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