見出し画像

悪習慣は「止める」のではなく、何かを「加えて」みる

なかなか止められない悪習慣ってありますよね。
例えば、飲酒とか、喫煙とか、ついつい飲んだ後にラーメンを食べてしまう、といったことがそれです。

「止める」というのはものすごい労力を要します。私もなかなかお酒が止められませんでした。

元々飲むことが好きで、特に夕飯を作るときにキッチンでワインを開けてしまう。食事を作りながら飲み、食事を食べるときにも飲むので、結局ワインを1本空けてしまい、次の日の朝はどことなく二日酔いのような不快な感覚がいつも残っていました。

最初は平日禁酒と決めて、週末だけは飲んで良い、を基本にしていましたが、そうすると平日に飲めない分のストレスで週末に更に飲んでしまう状況が続き、ここ5-6年は消費するお酒の量も増えていく一方でした。

そこで、この「加える」テクニックを知り、何か加えれないかな?と思い、「お酒を1杯飲む前に必ず水を1杯飲む」と決めました。

代わりに、お酒はいつ飲んでも良い。平日でも昼間でも飲みたくなったら飲んでも良い、と決めました。

すると、なんとお酒の量が1/4程度になりました!!!

ワイン1本を以前は1日で開けていたのに、今は4-5日かけて1本飲み干す程度に!

おまけに、「いつでも飲んでいい」としたのに、なぜかランチタイムにお酒をオーダーする頻度は減って、お酒を欲することもかなり減りました。

今でもお酒は大好きなんですが、我慢する感覚も全くなく、少量で「大満足!」の状態になり、自分でもびっくりしています。

そして、体調がすこぶる良い!!です。

二日酔い症状や逆流性食道炎(起床時の胸焼けが以前はありました)が全くなくなり、体が軽く、目覚めがものすごく良くなりました。

このテクニックは色々なところに使えます。

例えば、「たばこを吸いたくなったらまずガムを噛む」。これは実際に様々な研究で有効性が確認されており、実際にニコレットのように商品化されているものもありますね。

SNSで時間を浪費してしまうなら、「SNSを見たくなったら必ずKindleで本を1章読んでからSNSを見る」などもいいでしょう。

止めよう!とするのではなく、何かを加えてみると、自然に悪習慣の頻度が減ったり、悪習慣に対する執着がなくなるのです。

私はこれを子育てにも適応してみましたが、実に使えるテクニックだな!と実感しています。その話はまた別の時期で投稿します。


セルフイメージを書き換えて「習慣化」を実現する3日間の無料動画講座、おすすめです!


いいなと思ったら応援しよう!