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パンクシーを終えて。
先日、『ババババパンクシー 役者のユル展 vol.4』が無事に終わった。
【展示のお知らせ】
— 山川恭平 KYOKYO (@higekaaaaan) May 8, 2024
『ババババパンクシー
役者のユル展 Vol.4』 with NONworks
2024.5/24(金) 〜5/26(日) 13:00-19:00
会場
Bar BASE 東京都渋谷区松濤2-14-12シャンボール松濤106
☆1ドリンクオーダー制。
☆19:00以降はBASEは平常のbar営業となりますがパンクシーグッズの購入は可能です。 pic.twitter.com/eEWHtJ73IO
ババババパンクシーとは、“メインの活動として役者をやりつつ・モノ作りもしている人たち”で集まってやる展示企画。基本的に年に1回のペースでやっているので、何気に今年で4年目である。
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この企画の発端は、役者やりながらモノ作りしてる人って結構いるから、そういう人たちで集まって何かやったら楽しんじゃない?と母が提案してくれたことだった。僕がコロナで舞台もバイトも出来なくなり、家でひたすら毎日ゴリもっちを描きまくっていた頃だった。劇場で舞台公演を打つよりも展示の方が断然ハードルは低いし、何より楽しそうなのでやろう!と母の提案に僕が全乗っかりしたことでパンクシーは始まった。
一番最初にパンクシーをやった時(2021年)は、コロナでの完全な自宅待機は解除されたものの、まだ積極的に人と会うことは何となく憚られていた。小劇場の面会も禁止され舞台を観に行ったとしても、挨拶も出来ないような時期だった。
パンクシーの始まりはコロナのせいで活動を制限されてしまって何にも出来ない鬱憤が溜まったのを晴らすため、といった心持ちが大きかったが、実際にフタを開けてみると意外にも色んな人が来てくれて、みんな人に会うことに飢えてたということがよく分かった。
現在(2024年)は解禁されて以前と同様に面会をやっている団体も多いので、人と会う感じは普通に戻ってきたが、それでも劇場の本番終わりでは、そこまでゆっくり喋れる訳でもないので、人が集まって話す場所としてパンクシーは機能しているな、というのが今回の手応えだった。
今までちゃんと喋ったことがない人も来てくれるとゆっくり喋ることが出来るのが楽しい。
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一方で、コロナが落ち着いてきたことで、単純に人と会って話す場所としての機能だけでは、わざわざ展示と銘打ってまでやる必要がなくなっている感じもした。
やはり展示と言うからには、そこに展示する作品にもっと力を入れていかないとである。
如何せん、役者が本業という意識があるために、イラストなどを描いていても、それが本業の人と比べたらそこまでじゃないし、かといってそっちに力を入れようとすると本業の方が疎かになるし、みたいな葛藤が基本にある。
じゃあ役者をやっている自分だからこそ描けるものをやったら良いんじゃないか、と思って役者似顔絵やPeachboys関連のアートワークをメインに展開させていた。やはり展示に来てくれるお客さんとなると、僕の演劇を見ている観客の方や、知り合いの演劇人が多くなる訳で、コンセプトとして伝わりやすいというところがあった。
ただまぁ、そのコンセプトに溺れているというか、特に似顔絵なんかは実際の役者さんを描くので、本人が喜ぶような絵が大前提と思いつつ、自分が描きたくなるのが変な表情だったりもする訳で、自分が勝手に描いてるのだから好きにすれば良いのかも知れないけど、こういう感じで描いたら怒るよな…簡略化して描けばまぁ可愛くはなるけど面白くはないんだよな…とか考えて面倒臭くなってきてしまう。自分発信なのに楽しくない、という事態に陥ってしまうのである。
まぁ単純に考えすぎと言えば考えすぎなのかも知れないけど、単純な趣味だけでは終わらせたくないからグジグジと悩んでいる訳で。でもPeachboysも終わり、これからは1人の表現者としてやっていかないといけないので、余計な縛りを作らないで自分が面白いと思うのはコレ!ということを第一に押し出していきたいと思った次第です。
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Peachboys関連のモノを作るのもこれが最後でしょう。
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元来カラフルな色使いが好きなのに、何となく最近押さえ気味だった。
色キチガイみたいな派手な色味のモノを作っていきたいな。
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ゴリもっちをもっと描きたい!
自分でもコイツが何なのかまだよく分かってない!でもコイツ可愛いでしょ!!
ゴリもっちの可愛さをもっと伝えていきたい!!!
演劇を続けていくのは勿論、描いたり作ったりも同じように頑張っていきたいです。