「七夕の夜はいつでも土砂降り➈」
こんにちは。マカロニサラダが食べたい私です。
自分では作らないのだが、アレは買ったり頼んだりしてしまう。
実は、マカロニがハバを利かせてるので、サラダに不可欠な野菜は少ないよな、ということに最近気がついた。
では、短歌です。去年の秋の終わりごろから、冬の初めに作ったものです。
20首ね。目は後で洗ったほうが良いですよ。
1/昔はね イケナイことと 言われてた 他人の日記を 盗んで読むの
2/買ってきた パスタ少ない 愛の負け だけど 歌の果て 光はあるの
3/数多来る お客はみんな無表情 離婚ニュースじゃ 笑うのかしら?
4/カニカマは少し高価な方がイイ」 教えてくれた あの人はもう母
5/心がね 誰とも通ってない 幽霊みたいな 今日が過ぎるよ
6/ 銀杏の薄皮うまく むけなくて 我が人生は 無駄だと思えた
7/飽きられて 何の返事も来なくなる 私は断捨離されたんだろうな
8/スイーツを ついでに一つ買ってきて ひとつの微罪 許し乞うてる
9/短歌には イイネがとんとつかなくて グチにイイネが ついてガックリ
10/お笑いに 気を取られたら 降っていた 誰の涙か 今夜の氷雨
11/ドア開けて 北風と過ごす占い師 自分の未来は 読めない いつも
12/ワケありね 君はふざけて笑うけど ワケない仲は この世にはない
13/あなたはね お湯の切れない湯切り口 焼きそばすすって 君がつぶやく
14/栄養剤 呑んで乗り切る クリスマス サンタにねだる 勇気欲しいと
15/ハンバーグ 期待通りに焼けなくて それでも1日 どうにか生きてた
16/食品に 費やされるだけ プレミアム券 お花や詩集を買えばよいのに
17/大晦日 あの人のこと思い出す 年を越さない ホタルの灯
18/明けたとて 各々油断めされるな 今日は昨日のつづきでしかない
19/ゆるいけど 幸せそうではないみたい 年が明けての お客の顔つき
20/今日もまた どこかで誰か 泣くけれど 涙の海に 漕ぎだす舟唄
こんな感じですね。2023年の初頭から、2024年年明けに作った歌。
この間、NHKの短歌番組に初めて投稿したのです。
バンザイなしよ、でしたが。
詩情を出すのには、見たまんまを見たまんまで文字にしててはいけないな、
それが「何か足りない」と思える原因なのかな、とうすらぼんやり思います。これからはなるべく頑張ろうと思いますが。
あと4~5回くらいは、こういう「そのまんまやないかキミ」な短歌のまとめ投稿が続くでしょう。
ではまた。
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