お抹茶のチカラ。

1月12日(火)

3連休に仕事が捗らず、ドミノ倒しのように入稿の計画が次々と倒れる昨今(汗)。朝6時に起きてPCに向かうものの頭が働かず。眠気覚しに一服、濃茶を点てる(原稿を今か今かと待っていただいていた編集者の方々、ごめんなさい!)。世界に色々な飲み物あれど、お抹茶、特に濃茶ほど一瞬で眠気を吹き飛ばしてくれるものはないと思う。

濃茶のお点前では、「お茶のご銘は、お詰めは?」(=抹茶に付いている名前は、抹茶の製造元は?)という問答がある。お稽古では実際に点てている抹茶ではなくお茶会などを想定して答えるわけなのだが、私の社中(裏千家)は、一保堂の青雲辻利の壷中の昔を挙げる方が多いように思う。で、私もお稽古の問答では大抵このふたつにお世話になっている・・・のに、そういえばきちんと自分で購入したことがない!と気づいて、先日、青雲の方を取り寄せてみた。濃厚でまろやか〜!

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抹茶はアンチエイジング効果もバッチリらしい。アメリカのサラ・ゴットフリード医師によると、細胞レベル(!)での若返りで大切なのは食生活の見直し。そして朝は、ポリフェノールなどが含まれたお抹茶を飲むのが若返り効果が高いのだそう!

とはいえ、私が抹茶を飲み続けるのは、眠気覚しやアンチエイジングのためというよりは、ささくれたった心も穏やかにできるから。国連親善大使も務める千玄室大宗匠の「一盌(いちわん)からピースフルネスを」という言葉を聞いたことがある人もいると思うが、明日を平和に過ごすためにも引き続き点ててみよう。

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