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『ターシャとコーギ』 ターシャ・テューダー

かわいい、かわいいよ、コーギー。そっかーたれ耳のコーギーもいるんだねえ。赤ちゃんだからかな?うひゃあかわいいねえ、とデレデレになった。図書館を歩いていて目の端にこの本が入ったので戻って取りに行った。かつて実家ではもらってきたコーギーを飼っていた。名前は「もく」で愛称は「もぐちゃん」。彼女はずいぶん前に死んでしまったけれど、散歩中のコーギーを見れば「うわぁ、もぐちゃんいた!」と触りたい気持ちを抑えて愛でる。かわいいなー胴長短足とそのお尻。

アメリカで、素敵な庭のあるおうちに暮らし、絵本などを描いたターシャ・テューダー。彼女の愛犬はコーギーで、何匹もコーギーを飼い、コーギーたちの絵本を描いている。その彼女のコーギー家系図や写真、コーギーへの思いをまとめた一冊。本を読んでいて「なるほど」と思ったのは、ターシャはビアトリクス・ポターが好きだったそうで『ピーターラビット』のように、彼女の絵本に出てくるコーギーもジャケットを着たり立ってたりするのかな、と思ったくらいだ。あとはうちのもぐちゃんに似ているのは「Owen」っていう子だな、ふむこのショットはかわいいのぅ、くらいの感想。IQをあまり使わず、うふふ、となれる本。ターシャのクリスマスのジンジャーブレッドにはコーギーの形のものもあってホワイトハウスにも飾られたのよ!といった情報が紹介されているが、犬というかコーギーが好きでなかったら何も楽しくなさそうな本。すごくニッチだけれど、コーギー好きには多幸感を与えてくれる本なので、我こそはと言う方はぜひ。

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