顧客ではなくファンを増やす
おはようございます。アメリカ、ミズーリ州で野球スクールを運営し、トラベルチームを引率しながら、副業でヨガのインストラクターをしています、Kyokoです。
今日は、「一人のファンを作る」について、昨日勉強したことを少し整理したいと思います。
ここ数日で勉強していたなかで、「顧客ではなく、ファンを作る」、「人に出会えるコミュニティーに参加する」、「一対一の関係を築く」、などといったような、「人との付き合い」を大事すると集客につながる、という話を立て続けに聞きました。
とても大事なことのようなので、少し掘り下げて考えてみます。
まず、「顧客ではなく、ファンを作る」について。
これはキングコングの西野さんが言っていたことだったと思います(いろいろ見すぎて誰からの学んでいるのか定かではない(笑))。ここでいう顧客とは「商品、サービスを愛してくれる人」で、ファンとは「商品、サービス提供者を愛してくれる人」。
顧客は商品やサービスの質が自分の求めるものではなくなったとき、購入を止めます。また他の企業が値段の安いものを提供し始めると、そっちに乗り換えちゃいます。
ファンは、商品やサービスではなく、提供者についているので、提供者がとんでもない裏切りをしない限りは、乗り換えたり、購入をやめたりすることがない。
という考え方です。
私たちの野球スクールが提供するもの(売りたいもの)は野球の個人レッスンです。夫の個人レッスンを受けたら打率が上がったとか、変化球でストライクが投げられるようになったとか、実戦ですぐに効果が上がるといっていただけていて、サービスに評価をしてくださっている方がいるのが肌感で感じています。
でも「ファン」がついているかどうか、については少し考えてみなければなりません。
私たちのビジネスは、サービスを受け取る人と料金を支払う人が別です。
レッスンに来てくれている選手は6歳~18歳までいますが、12歳くらいまでの選手の中には、夫との時間を楽しみに来てくれる、いわゆる夫のファンと言える選手は結構います。夫も子供たちとの時間を心から楽しんでいるので、それが選手たちにも伝わるのだと思います。
しかし、ここでいうファンにつけなければならないのは、サービスを受けている選手ではなく、料金を支払っている親御さん、ではないかと考えます。
親御さんにファンになっていただくには、選手の実戦での結果が出るのは当然のことで、そこからプラスで何かを足していかないといけません。
それでは、この親御さんにどうやってファンになってもらうのか。
これが「人に出会えるコミュニティーに参加する」、そして「一対一の関係を築く」につながっていくと考えます。
野球やソフトボールのコミュニティー(レッスンを受けてくれる可能性がある人が集まるの場所)は、やはり選手が出場している試合、となります。個人レッスンを受けている選手の試合を観に行く、という参加理由があるので、もっと試合に顔を出して、私たちの存在を知っていただけていない他の親御さんへのアピールもできます。
最後の「一対一の関係を築く」ですが、個人レッスンでは選手とのコミュニケーションがほとんどで、親御さんから質問がない限りは話すこともありません。その選手の試合を観に行くことで、親御さんとのコミュニケーションを取ることができ、その関係を深め、一対一の関係作ることができるかもしれません。
実は以前、試合に行ってみたことはあるのですが、数回でやめてしまいました。理由の一つはこの試合を観に行くことで他のレッスンをキャンセルしなければならなかったこと。このマネタイズの機会を蹴ってまで試合に行く意味ってあるのかな、と思ったのです。
さらにこのときは、目的が広告の1点で、自分たちの活動を多くの人に知ってもらうことが目的でした。今回は、レッスンに来てもらっている選手の親御さんとの関係を築いていく、という目的も加わったので、もう少し継続していきたいと思います。
こういった小さなことを継続しなければ今後のマネタイズまで持っていけない、ということは最近の勉強でも理解してきたので、とにかく細心の注意を払って続けていきたいと思います。他のレッスンも別の曜日にズラしたりして調整していければ問題ないと思います。
野球のシーズンは終わってしまいましたが、秋はソフトボールのシーズンが始まります。ソフトボールのレッスンに来てくれている選手はあまりいませんが、数名いるので、この数名を大切にしてファンになっていただくよう時間をかけていきたいと思います。
ぼんやりと頭の中にあったことを活字化することではっきりと自分たちのやりたいことが見えてきました。
それでは、今日も1日頑張ります!
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