嗅覚と味覚 (緑茶)
少しハラハラ動揺してしまい、悲しい、心細い、落ち着かない、どうしよう、なかなか出てこなかった「安心が欲しい」。
私が安心する事、なんだろう。
「頂いた緑茶をゆっくり味わいたい。」
(甘みととろみがあるお茶のイメージ)
鉄瓶でお湯を沸かす。
茶葉を取り出し、香りを確かめる。
ゆっくり香りを嗅ぐと、あ〜新鮮な緑茶✨
体は鼻腔の奥上の粘膜辺りで香りをキャッチしようとしてる。
鼻先近くで感覚を確かめてみると、鼻がむずむずした。なんとなく粘膜が乾く様なツンツンしたものも感じて、奥で香りたい感じ。
香りは飲んだ時と同じように、お茶の香り、少し甘さが残る。
お湯を急須に入れて、湯呑みに入れて、また急須に戻して、茶葉を入れる。
椅子に、姿勢を整えて座り、耳栓して、目を閉じて、呼吸に集中。
気管、肺胞に空気が行き渡る。
吐く吸うの切り替えの瞬間がとてもスムーズな時があった。
ピタッと止まって次、ではなく、寄せては返す穏やかな波の様。
気持ちが良い。
用意してたお茶はちょっと渋みが出た。
お茶が飲みたい➡︎準備する➡︎気が逸れてお湯入れてからちょっと別の事した。時間見てなかった➡︎まず呼吸したい
となり「丁寧なお茶」「甘みととろみあるお茶」を用意する段取りではなかった。
慌ててお茶を用意した。
丁寧に淹れて美味しいお茶を用意するつもりが
チグハグな事をした。気が散ってた。
落ち着きは取り戻していたけど、
「本当に飲みたかったお茶?」
欲しかったお茶を飲めてない。
淹れ直した。
鉄瓶でお湯を沸かし、湯冷め3回(したくて)、急須に茶葉を入れて、40秒。湯呑みに淹れる。
目を閉じて味わってみる。
口に含む、温度がちょうど良い。
目を閉じたまま目がピクッと動く。
次に舌全体で味わうを試みる、濃厚ではなく、お茶らしい渋み少し、とろみよりスッキリした感じで春らしい感じ、後味は口の中に甘みが残る。左足裏辺りが少しジワッと温かくなった。
鼻から抜ける息は鼻腔奥に当たり、ほんのり温かい。粘膜が柔らかくほぐれる感じ。
あ〜良かった。
淹れ直しして良かった。
落ち着いた。
散ってた自分が戻った感じで、落ち着いた。
フラットな感じよりも少し気分は上。
安心が欲しくて緑茶を飲んだけど、安心、とまでは行かなかったような。
この日はここで自分集中時間は途切れた。