音楽界奇跡の一夜。2024ドキュメンタリー①
2024年に観た映画の中で印象に残ったドキュメンタリー作品を紹介してみます。のパート1です^^
The Greatest Night in Pop
We are the world という曲、中学生のころに先生に紹介してもらい知った曲です。中学生のころ = 90年代末なので、てっきり90年代の楽曲だと思っていましたが、80年代でした。中学生にも心地よいメロディで「いい曲」だとは思っていましたが、当時はこの楽曲に関わる人達がどれだけすごい大物ばかりだったのか理解していませんでした。
おそらく今の技術だったら、個別にレコーディングをするのでしょうが、当時は一つのレコーディング室に、参加歌手全員が集まって一斉にレコーディングをします。それも超多忙なスターの集まりなので、まずは彼らを集めることが大仕事です。
その前の段階でも、企画~デモテープ~歌手・マネージャーとの合意を得る~スケジュール決めまでの一連のプロセスが全てアナログです。固定電話を使い、カセットテープを郵送で送る、そんな時代です。
当時それらのプロセスを苦労しながらこなした関係者のインタビューを聞いて、この楽曲が世に出るそのずっと前にこんなことが行われていたのか・・・と震える思いがすると共に、アナログ時代を知るアラフォー世代として、とても懐かしい気持ちにもなりました。
私がここで説明するまでもないレジェンドたちの集まりですが、このドキュメンタリー映画をみて特に印象に残った人たちについて書いてみます。
①ボブ・ディラン
実はこのドキュメンタリーをみるまでは、名前を知っているくらいでした。80年代には既にアメリカ国内でもレジェンド的存在だったボブ。参加する歌手の中でも別格の存在の一人。だからこそレコーディングでちょっと苦労する場面もありました。この作品をみてからボブ・ディランの楽曲を検索していくつかお気に入りの曲ができました!例えばこちら↓
②シンディ・ローパー
シンディ・ローパーは全盛期の頃はもちろん知りませんでしたが、それでもちょっと派手で奇抜なファッションの人、という印象を持っていました。でもこのドキュメンタリーの中のリアルな彼女は、めちゃくちゃキュートだったのです♡ちょっと天然?で、憎めないかわいらしさを持つ人。レコーディング中に起きたとある問題の原因が彼女だったんですが、それがわかったときに素直に謝る姿が印象的でした。当時彼女は若手の新人です。シンディ・ローパーの曲もこのドキュメンタリを見て以来時々聞いています。
③プリンス
実はプリンスはこの楽曲には参加していません。当時の音楽会で超人気者だったにも関わらずなぜ参加していないのか、そのストーリーが映画の中でしっかりと写されています。プリンスよりもマイケルジャクソン、の方が曲も聴いたことあるし・・程度でしたが、プリンスの曲も時々聴くようになりました。
この楽曲の参加者は私よりもちょっと世代が上の方たちが現役ファンだった、そんな方たちだと思います。このプロジェクトの中核にあった、ドキュメンタリーの中にもしっかりと出てくるライオネル・リッチーも、私の世代は彼の娘のニコール・リッチーの方がよく知っているくらいです。それでもこのドキュメンタリーを見たら、80年代に全米・そして世界を席巻したスターたちの曲が好きになってしまいましたし、それより前の世代のボブ・ディランの曲を今聞いても「いいな~」と思いました。時代と国を超えても人を魅了できてしまう当時のポップ音楽、すごいですね!!
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