不動産業界経験者からみた慌てて家探しを失敗しないポイント
私は高卒で家出の正当理由で東京に就職し、
家族問題から逃げた罪悪感ですぐ辞職した
恥ずかしい失敗黒歴史がある。
未だに誰かに理解を求めないけど苦しかった。
結局、私は一緒に暮らさない方が
家族が精神的に良いのでまたすぐ出たけど。
昼間に不動産屋で賃貸の営業しながら
夜は飲み屋さんでバイトをし、
夜中に宅建士の資格勉強をした19歳。
その後、不動産屋の管理→売買と転職
結局は宅建士の資格も取得はしたけど
家具職人の道に進んだ。
製造も販売も経験して思うのが
今の時期、春が不動産屋も木工所も繁忙期。
今回は烏滸がましいけど新生活準備について
業界側から見たアドバイス的なもの、特に
新生活を楽しむ為に必要な注意点を記載する。
まずは住まい探しについて
春の新生活の進学・就職・転勤などで
住まいを引っ越ししないといけない人が
集中する3月。
新しい暮らしの期待と不安が入り混じりながら
時間もお金も限りがある中で家を探す。
それから家具を探すので慌てて失敗しがち。
今はネットで時間問わず検索してリモートで
やりとりや予約ができるので便利だけど
情報過多のため、まだいい物件があるかもと
理想を探し求めて決断力が鈍り、
優柔不断で他の期待をする間に他者が契約をし
本当に良い物件を逃してしまう人は多い。
ネットで賃貸サイトは沢山ある。
だからこそ掘り出し物が次の店ではあるはず!
っと考えるのはわからなくないけど
賃貸の仲介業者の場合、空室情報が集まる
宅建協会や全宅連など同じ情報が掲載され、
結局掘り出し物は自社物件・自社管理物件を
持つ業者でしか見つからないけど
広告やSEOで上位表示される店は
だいたいが仲介業者だからほぼ同じ情報。
だから、ネットサーフィンし続けるより
お店を早く決めて直接メール相談した方が早く
掲載されてない物件も見つかる可能性も高い。
優柔不断で良い物件を逃すのも事実だけど
逆に慌てているからこそ、不動産営業担当者に
人気だから他者に決められてなくなる前に
予約で手付金だけでも入れてと急かされたら
冷静に判断出来ず失敗することもある。
結局…どっちやねん!
って感じだけど住まい探しはタイミング、
判断力、人の縁、でもあるので正解がない。
100%満足いく物件は期待できない。
だからこそ、理想の条件を並べるよりは
絶対に無理な条件を決めて排除すること。
これで失敗は軽減できる
・トイレと風呂は一緒は嫌
・一階は嫌
・線路近くは嫌
・煙や臭いがでる飲食店が下にある物件は嫌
・換気できない部屋は嫌
など、
住みたい部屋より住みたくない部屋を除外して
新生活を楽しみ、その地の環境に慣れてから
ゆっくり次の物件を探すのも良いと思う。