競争本能は男のDNAである
チャラ男シリーズ#42
自宅から最寄り駅まで自転車で通学している息子。
毎日、登山並みの巨大リュックを背負って大変かと思いきや、
息子「いや~自転車って面白いわ」
私「そう?大変じゃない?」
息子「面白いよ!昨日なんてサラリーマンと競争してきた」
私「え?誰と?知ってる人??」
息子「知らない人。だけど会うの2回目で同じ方面なんだよ。途中でオレの横をビューンって追い抜いていってさ、でも赤信号で追いついたんだ。だから青になった瞬間、猛スピードで抜いてやった」
私「・・・ナニやってんの・・・」
息子「そしたらさ、少し上り坂だったんだけど、後ろからまた追い抜かそうとするから、お互いギア上げてすんげー激しいたたかいになったんだ!あの人、絶対オレのこと意識してたはず!いや~楽しかった!!」
ほんとナニやってんの。。
自転車事故起こしたらどうする気?!?!
確かに歩行者もほぼいない真っすぐな道ですけどね。
私「それで?止まった時に何か話でもしたの?」
息子「いや、全然。お互いなんとなくチラチラ見たけど、オレ途中で曲がるからそこまで」
ふ~ん・・・っていうか、中学生に本気になるサラリーマンもサラリーマンだわ。どこのどなたが存じませんが・・・お仕事帰りにお疲れさまです。。
巨大リュックの中学生とスーツ姿のサラリーマンの二人が、背中を丸めて必死に自転車競走してる姿を想像したら笑えてきた。しかも赤の他人どうし。
男って・・・とため息をつく母であった。。
母は、もはや電動自転車しか乗れません。