片づけにこだわることで起きる嫌なこと
片づけって、良いことばっかりだなって信じて生きてるわけですが、こんな弊害に陥った時もありました。
先日、おばあちゃんから贈り物が届きました。
ありがたい物、どひゃーっと驚く物、毎回びっくり箱です。
なんて、今では子どもたちと面白がって箱を開けられますが、昔は違ってました。
こどもたちがまだ赤ちゃんだった頃、私には理想の暮らしがあって、その理想と違う物は家の中に置きたくないと思っていました。
なので、おばあちゃんからの好みでない贈り物はちょっとしたストレスでした。
でも、
よくよく子ども達を観察してみると、私が好みでないなぁと思った物を触ったり、舐めたりして何かを体験してるんですよね。
そんな姿を何回か見ていくうちに、私がこども達に与えられる体験なんかほんのちょっぴりで、周りからいただくたくさんの刺激でこどもたちは成長していくんだなぁと思うようになりました。
そしたら、ストレスに感じるどころか、刺激をありがとう!と感謝の気持ちでいっぱいになりました。
(現金なヤツ…😅)
最近、私のお客様は小さなお子様がいらっしゃる方が多いのですが、皆様共通して物が少ない。
そして、手放すかどうかの判断も早いです。
こんまりさんやミニマリストブームのおかげで、お気に入りの物を厳選して持つ暮らしが浸透しているように思います。
ただ一方で、
私のようにお気に入りでない物は受け入れたくない気持ちが強くなる弊害も出てくるかもなぁと感じています。
(私のお客様のことではないですよ)
今、思えば、ヒト様からのあたたかい気持ちもストレスになるくらい自分のお気に入りの暮らしに固執する窮屈さは、大量の使わない物の隙間で暮らす窮屈さと心理的には同じだったなぁと思います。
じゃあ片づけなんてしない方が良いのか?
いえいえ、お気に入りに固執していた私がそうでなくても大丈夫になったのは、お気に入りをあきらめたからではなく、むしろお気に入りを選び続けていたからです。
片づけは、自分にとって大切なものを選びとっていく行動です。
大切な物を選びとっていくのだから、家は当然居心地の良い環境になります。
居心地の良い環境は、気持ちとスペースの余裕を与えてくれます。
私は、この2つの余裕のおかげで、ストレスだと思っていたことを「ありがたいな」って、思えるようになったり、ヒト様から頂いた好みではないものも余裕で置ける家にすることができています。
長くなりましたが、結局言いたいことは、「片づけ」って凄くないですか?ってことです笑笑
#お母さんいつもありがとう
#人のあたたかい気持ちより大切なことなんてない
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