白い鳩 きょうか

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2024.1

1月、生き延びる。 ・人生初の御神酒を飲む。 ・実母とKing Gnuのファンクラブから年賀状が届く。 ・元日の退勤後スナックの餅つき大会に行く。 ・醤油をこぼしたセーターを洗濯する。 ・退勤時のエレベーターでしか遭うことがない他部署の外国人従業員に、たまに日本語について質問される。この日は「「富士山は高い」と「富士山は高かった」の違いは?」。 ・年末年始怒涛の5連勤を乗り切る。 ・5連勤のご褒美に5連勤後が突然2連休になる。 ・2023年紅白歌合戦の見逃し配信を観る。YO

    • 2023.12

      12月、のりきる。 ・証明写真を撮るためだけにバスで片道40分の隣町に行く(滞在時間2時間) ・その間にケンタッキーでチョコパイを食べる(ケンタッキーのチョコパイはファストフード界のチョコパイの中で一番美味い※私調べ) ・あることを頑張る① ・chokiの丁寧な暮らしクリスマス動画を観て精神の安寧をはかる ・King Gnu出演回「日曜日の初耳学」を観る ・あまり軌道に乗ってこそいないが資格試験の勉強を続ける ・乃木坂ちゃんの新曲披露歌番組を数本観る ・12月国内公開の新作

      • 2023.10.23〜11.30

        湖の近くで暮らし始めてからしたこと。 ・2Lミネラルウォーター×9本を職場から自宅まで運ぶ ・各所にメールや手紙でこの冬の住所を知らせる ・新しい仕事の復習をする ・食生活を見直す ・もうしんどいなと思う友人から遠ざかる ・無理のないペースで毎日履くブーツを手入れする ・ペコマカードをついに作る ・温泉から冬の花火を見る ・更衣室の汚い全身鏡を勝手に磨く ・休日に職場見学する ・辰年の真工藝を買う ・休日の昼間にだらだら友人と長電話をする ・その友人とドラマ「大奥Seaso

        • 平明

          バス、好きだなぁ。 鬱屈した自分から突然平明な言葉が出てきて驚く。 最近読書という入力活動をしていなかったので文章が上手く書けないだろうとnoteを書く出力活動もつい避けていた。 読書と違って俳句はたくさん書いた夏だった。平明に単純に俳句を書くということをずっと考えていたのに、文章ではその気持ちをすっかり忘れていた。なので上手く書けなくてもnoteを久しぶり書いてみようと思う(昨日たまたま弘中綾香のエッセイを読んでもっと気軽に文章を書きたいなと思ったのがきっかけでもあります

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        記事

          矢沢あいと倉本聰は接種すると効き目が早くて長い

          矢沢あいと倉本聰は接種すると効き目が早くて長い

          初心、どうしていつもどっかに旅に出かけてしまうんだろう。

          初心、どうしていつもどっかに旅に出かけてしまうんだろう。

          こんなん、なろう!なろう!あすなろう!やん

          こんなん、なろう!なろう!あすなろう!やん

          日本近代文学史のことがこの数年で人並みよりすこし分かるようになり(元がひどかったので伸びしろがあったとも言う)、それはいいのだがテクストをほぼ読んでないので今度はテクストを読まなければ。

          日本近代文学史のことがこの数年で人並みよりすこし分かるようになり(元がひどかったので伸びしろがあったとも言う)、それはいいのだがテクストをほぼ読んでないので今度はテクストを読まなければ。

          昨年末、母が電話口で「今年もよろしくお願いします」と言っていて「早過ぎでしょ」と言ったら「うちはシーズン始まりだからいいのだ」と言われて納得した。一月が終わりそうなこの頃になっても「あけましておめでとうございます」と言っている。

          昨年末、母が電話口で「今年もよろしくお願いします」と言っていて「早過ぎでしょ」と言ったら「うちはシーズン始まりだからいいのだ」と言われて納得した。一月が終わりそうなこの頃になっても「あけましておめでとうございます」と言っている。

          実家家業、電話で依頼を受けるという場面が多く、繁忙期が冬なので平日は電話がひっきりなしに鳴っている。

          実家家業、電話で依頼を受けるという場面が多く、繁忙期が冬なので平日は電話がひっきりなしに鳴っている。

          このアカウントは杏香あるいは瀬名杏香ではなくなります。今日から白い鳩になります。でもときどき友だちの瀬名杏香が遊びに来ます。(ということにします)

          このアカウントは杏香あるいは瀬名杏香ではなくなります。今日から白い鳩になります。でもときどき友だちの瀬名杏香が遊びに来ます。(ということにします)

          Love Letter

          今年の三月、北陸の小さな町を旅した。 旅のツレが今はもうほとんど評価されていないある作家の故郷が見たいといって赴いた町だった。 そんなに辛気臭い旅ではなく地元の文化人として知名度が低いという情報をあざけったり近所の芋屋にさりげなく尋ねたりと愉快なフィールドワークだった。 芋屋のおかあさんに教えてもらった情報を元に、作家の生家があったらしいあたりを歩いてみる。焼けてしまって当時の区画も分からず、たぶんこの辺、というツレ。わたしは何もない道路の真ん中で、このへんかなぁピンポーン

          山百合やかすかな雨に傘閉ぢて 安藤恭子

          「椋」2021年12月号より。 春を理由に本をかなり整理した。掃除を忘れてつい手に取ってしまった文庫からすこし。 ところで、夫は傘を持ち歩くのが嫌いで、多少の雨なら濡れる方を選ぶ。結婚する前、待ちあわせの場所にあらわれた夫が濡れていることが何度もあった。 江國香織「雨」『いくつもの週末』(集英社、2001) 掲句は助詞〈に〉にかなり負担をかけている。助詞ひとつに強い負担をかけても一句が成立するとき、わたしは助詞のたくましさを感じずに はいられない。

          山百合やかすかな雨に傘閉ぢて 安藤恭子

          膝に置く二百二十日の拳かな 田草川㓛子

          「椋」2021年12月号より。 膝の上で静かにしている拳。地を耕して作物を収穫する人間の手を、今は少しだけ休ませておきたい。

          膝に置く二百二十日の拳かな 田草川㓛子

          水めぐる羽衣町も竹の春 海津篤子

          「椋」2021年12月号より。 〈羽衣町〉という具体的な掲示が句に説得力を持たせている。人々の生活に葉脈のように巡っている〈水〉。 水も人も交通もお金も巡り巡って町が成り立っている。その葉脈の上にある季節だと思うと、町のすべてがいとおしくなる。

          水めぐる羽衣町も竹の春 海津篤子

          満月や己を友に街に住み 川島葵

          「椋」2021年12月号より。 現在母校の大学の近くに住んでいる。そのせいか今でも大学生活が生活の一部である気がしてしまう。当時は今と違って女子学生専用アパートに住んでいた。その木造アパートで静岡出身の同期と沖縄出身の同期に出会った。四年間三人で部屋を行ったり来たりして過ごした。卒業後二人はそれぞれ故郷に帰って行った。そのアパートを出はしたが、わたしだけが東京に残った。 その後浅草の実家で暮らした時期を経て、また大学のそばに引っ越した。町のどこを歩いていてもあの頃を思い出

          満月や己を友に街に住み 川島葵