筋トレを始めよう
フィットネスは今幅広い世代で人気となっています。
ボディメイクや健康維持、体力向上、競技パフォーマンスの向上など、取り組む理由は様々です。
今回、筋トレをするたくさんのメリットや健康維持にトレーニングが必要な理由を書きたいと思います。
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筋肉量は発育期に著しく増加して20代でピークを迎え、その後は減少に転じるのが一般的です。学生の時スポーツや筋トレをやっていても、社会人になって何もしないでいると、やはり徐々に筋肉は落ちてきてしまいます。
体重過多や肥満は、慢性疾病や早期死亡と関連があると言われています。
驚くことに、アメリカの体重過多と肥満による経済的損失は年間2150億ドル以上と推定され、直接の医療費だけでも1470億ドルに上るそうです。今は想像できなくても、肥満になると今後様々な病気にかかり、結果医療費がとてつもなくかかってしまうという事です。
体脂肪の減少に対しての有酸素エクササイズ(ランニングや自転車等)の強度は、1日45分〜90分を週に3〜5日、強度は最大強度の60%以上(心拍数)と言われています。ピンと来ないと思われますが、これって結構厳しいんです。笑
ある調査ではこの基準を満たした被験者はわずか4.7%に過ぎなかったそうです。。
しかし、定期的な有酸素エクササイズによってミトコンドリアの機能を向上させると、生物学的年齢が10歳若返る可能性があると言われています。
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ダイエットや健康維持の為に、有酸素エクササイズよりも効果の早いトレーニングは筋トレです。
筋トレはカロリー消費、代謝の向上ともに有酸素エクササイズよりも早く効果が出ます。
週に2〜3回の筋トレを取り入れる事によって個人差はありますが、体へのあらゆるメリットがあります。
・筋トレをすることにより血行が促進される
・筋肉量が上がる事により代謝が上がる
・腰痛や膝痛の軽減
・骨密度の向上
・酸素消費量が増え、心肺機能が向上
・糖尿病、あらゆる種類のがん等病気のリスクの減少
・ストレスの解消、鬱などの回復
・認知症の症状の改善、向上(高齢者に対して)
・その関与する部分の柔軟性の向上
これらはすべてNSCAのエビデンスの結果です。
これを見ると、筋トレするだけでたくさん得をしている事が分かりますね。気持ちも前向きになりますし、良い自己投資になると思います。
健康増進は社会貢献の1つだと思います。病院や薬に頼らず、自分の健康は自分で作っていきましょう。