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ニュースを眺めて他人事 刺激を欲しがる綺麗事 陰口告げ口乗車口 自由を愛する平穏が 自由の為…
変な顔して笑ってる 何にもおかしくないけれど ついついつられて笑います 変な顔して怒ってる…
明日の事など門外漢 今日の結果と知れば良し 初めて会った日の事を 変わらぬまんま覚えてる …
投げ捨てられた石ころも それぞれ異なる顔を持つ けれどもそれが何になる 誰も見向きもしない…
他人面した街を行く 行き交う人の横顔に 誰かを重ねてまた消して 徒労を承知で繰り返す 古び…
だいたいこっそりやり過ごす 能ある鷹でもないけれど 兎角とやかく面倒臭い 名前も忘れてしま…
流れるだけの歳月も 何かを積み重ねているもので 積み上げたモノの様相に 時にゾッとしたりするけれど これも自分の答えなら せめて優しく抱いてみる 流れるだけの歳月に 何かを積み重ねてみたものの 無常と云うには残酷で 受け止めきれず背負うだけ エゴという名の贖罪に せめて少しは酔いしれる 流れるだけの歳月が いつか全てを流すなら 空を知らない雨粒も 流れ流れて消えていく 汚れた泥の吹き溜り せめて流して消えていく
不安が人を象って 安心ばかりを買い求め 凡夫の耳にも黙示録 平常心に幻覚を 不吉な顔した福…
喜ぶ事にも不器用な 幸福訪ねたパスポート 虫も殺せぬ優しさは 臆病者の晩餐に 命を喰らって生…
共同主観の点滴に 言わずもがなの疑いを 見つけたところで詳らか とは言え叶わぬ逸脱者 共同…
終わらない 梯子があったら 良いのにな 屋根より高く 針葉樹より高く 山の頂きよりも高く 羽ば…
雨がふり 日がそそぎ 風そよぐ 土にうもれた 花のため 愛してる さようなら いつまでも 忘れな…
愛しい人の存在は 面影残した爆心地 償いすらも吹き飛んだ 人はケモノになるものだ 耳朶齧る…
どうしてお腹が減るんだろう もう満足したって言ったって 止まらぬ時間に削られて どうして眠たくなるんだろう ずっと見ていたいって言ったって 過ぎ去る時間にさらわれて どうして悲しくなるんだろう 何かを失くしたわけじゃない 何かを奪ったわけじゃない どうして楽しくなるんだろう 何かを貰ったわけじゃない 何かをあげたわけじゃない どうしてどうしてって言うんだろう 僕がどうしてって言うと 君もどうしてって言うんだね