②他の授業で今行われていることを調べる
私が授業をゼロから作るうえで大切にしていること。
これさえ守れば良い授業になる鉄則5つのうち2つ目の紹介。
鉄則5つ
①生徒をよく観察する
②他の授業で今行われていることを調べる
③世間で話題になっていることを調べる
④教科書・資料集・素材カタログを熟読する
⑤学習指導要領を熟読する
②他の授業で今行われていることを調べる
他教科との連携は、ずっと言われていることだけど、難しく説明されるとなぜだか体が拒否反応を起こす…私だけ?
本腰据えてやろうとすると、気の合う他教科の先生に、こういうのやりたいって気持ちを伝えて、年間計画練って…ってめっちゃ時間かかるやん!
やめときましょう。働きすぎは体に毒です。
立ち話、放課後5分の雑談の中でいいので、
「英語でハロウィンの仮面とか作るんですか?」(世界の仮面)
「仏像って社会科でどう扱ってるの?」(仏像の美)
「家庭科の刺し子は何の図柄ですか?」(和の文様)
「総合のポスターセッションはいつ開始ですか?」(形と色の構成)
「理科で解剖した?イカ?オッケーありがと!」(スケッチから始めよう)
「技術の本立てっていつ完成予定ですか?」(木彫の技法)
「国語で習字道具はいつ持ってきますか?」(墨で描く)
などなど、これで十分。
カッコ内は全て秀学社の美術資料集から引用しています。全て、私が実際にやった授業や試験問題です。
難しく考えなくていい。楽しんで・勝手に・さりげなく・連携することが他教科連携を継続させるコツです。
例えば理科のイカ。試験問題の中で【イカの解剖をしてスケッチする会話文】をつくり、授業で習った、【スケッチに大切なこと】を解答させる。
試験の前に解剖やってても、これからやるんでも、どっちの授業(試験)もちょっと楽しくなる。
理科の先生もちょっと楽しくなる。
生徒:理科と美術の先生仲良しなのかな…(なんか嬉しい)
先生たちが仲良いと生徒は安心する。
なんて好循環!!!
該当の授業で、「これ社会でやった?」とか知らないふりして聞くだけでも効果ありあり。
「社会でやってて良かったー」
「美術でやってて良かったー」
って生徒が思ってくれたら素敵やなー
授業のアイディアに悩んだら、
他教科の先生と雑談しよう!
イカの問題↓