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あなたはどの脳タイプ?心理学で先延ばしをストップ!

やっほーい、金曜日だ~!!

嗚呼、この時間が無限に使える万能感よ・・・

この時が永遠になってくれればいいのに・・・!

「ザ・ワールド!!とまれッ!時よッ!」

・・・笑


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


「ああ・・・今日も先延ばしにしてしまった・・・」

そのようにして、
1日を終えてしまったことはないでしょうか?

歳を重ねれば重ねるほど、
時間の貴重さが増してくる現代。

様々やるべきことをやりつつ
自分自身の心身をしっかり休養させることも大切です。

先延ばしをするしないは、
本人の意思の問題ではない部分が大きい。

脳の機能を生かせていない問題とも言えます。

そういったことは
徐々に広まってきているので、
大分工夫する人も増えてきているかもしれませんね。

今回は、
心理学という観点から、
先延ばしについてふれていく
記事にできたらと思います。

楽しんでいただけると
うれしいです。



先延ばし脳8タイプ

作業療法士である
菅原洋平さんが、
先延ばし脳には8つのタイプがあると主張しています。

思わず

「これ自分だわ・・・!」

と思ってしまうものもあるかもなので、
載せてみますね。

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

❶宿題脳タイプ
・やることがいつも山積み
・リスト化するのに時間を使い疲れる
・作業中も次にやるべきことを考えている

❷脱線脳タイプ
・思い浮かぶと衝動的に行動
・予定を立てていても別の行動
・次の作業に手をつけると前の作業に興味を失う

❸取説脳タイプ
・失敗に対する抵抗感が強い
・やり残しや予期せぬ仕事にうんざり
・やり終える時間を確保して始めたい

❹武勇伝脳タイプ
・締め切りギリにならないとやる気が・・・
・ギリギリで達成できることに優越感
・一段落してやり切った感が出ると次になかなかいけない

❺サボリ脳タイプ
・ダラダラした後に罪悪感
・他人がサボっているとイラッ
・一人になると関係ないことをやってしまう
・「まだ私もやってない」にほっとする

❻集中脳タイプ
・優先順位をつけるのが不得手
・作業を俯瞰して見れない
・一度やり始めると別のことを考えらえない

❼ご褒美脳タイプ
・終わった後のご褒美で頭いっぱい
・現実逃避をしてしまう
・SNS、お酒、ゲームなどに依存

❽お寝坊脳タイプ
・集中すべきときにぼんやり時間がすぎる
・頭の中でぼーっと考えごと
・考えているだけで疲れてしまう

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

誰しも1つぐらいは、
当てはまるタイプがあるのではないでしょうか。

菅原さんは、
作業療法士なので、
人間の行動と脳をリンクさせて
それぞれのタイプに関する知見を伝えています。

この記事では
1つ1つに対応して解説していては、
あまりに長くなるので、

菅原さんの主張しているものの一部と、
心理学の知見をミックスして、
先延ばしを減らす方法を伝えていきます。


心理学の視点×先延ばし防止

ここからは、
心理学の視点と、
作業療法の方法をミックスして、
先延ばしを防ぐ方法を解説していきます。

以下の項目に沿って解説していきますね。

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

❶社会的促進
❷スクリプト×アフォーダンス
❸自己成就予言
❹応用行動分析

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

❶社会的促進

家だとなかなか勉強が捗らないけど、
学校だとやれるかな・・・

そういうタイプは、
子どもを見ていると一定数いる気がします。

家とかでも、
親が見ていたら宿題をするタイプかもしれません。

これらには、
社会的促進という作用が働いています。

社会的促進とは、
同じ課題を行う人や
観察者がそばにいると
課題へのモチベーションが高まる
というものです。

学校はこれらの全ての要素が揃っています。

子どもを見る教師がおり、
同じ課題に取り組む友達がいる。

「学校でしかなかなか集中できない」

という人は、
社会的促進が効果を発揮する人かもしれませんね。

このタイプの人は、
当然ながら人がいるところで取り組むと効果が出ます。

カフェなどの周囲に人がいる場
取り組んでみるのがいいでしょうね。

そして、
周囲で勉強している人を見つけたら、
勝手に同じ境遇にいる仲間だと、
自分に言い聞かせてみるのも面白い。

「うんうん。そうだよね。今、自分の夢に向かってがんばってるんだよね。よし、お互いがんばろうぜ」

と心の中でつぶやいて、
勝手に「仲間」になってしまうのです。

すると、疲れてきたとしても、

「まだあの人はがんばっているんだ。俺だって・・・!!」

と自分を「促進」させることができます。

塾などにある自習室も、
そのような効果をもっているからこそ、
よりはかどるのでしょうね。

このことを考えると、
リモートワークに懸念を示す上司の意図が、
分かる気がします。笑


❷スクリプト×アフォーダンス

スクリプトとは、
日常的に決まりきった行動様式の知識です。

これに
環境からも人間は影響を受けているという
アフォーダンスという効果もミックスして考えます。

あなたは、
職場に足を踏み入れた瞬間、
自分のモードやスイッチが変わるといった経験はありませんか?

職場という環境からの影響
職場に行ったら仕事をするという
行動様式
が決まっているからこそ、
自分の身体に緊張感が生じるのかもしれません。

例えば「衣服も環境」と捉えることもできます。

筆者は、
小学校教員のときは、
かなり明るくて、動きやすくて、
思わず闘気が湧き立つような
デザインの服をよく着ていました。

すると、
自宅でその服を着るだけで、
戦闘力が上がった
気がして、
集中度が上がったりします。

これも、

「この服は闘気溢れる場面で着る」

という自分の認知が定まっているからこそ、
自分のモチベーションにも影響を与える。

よって、
自分がやる気になりやすそうな、
色、見た目、デザインの服なんかを
もっておくといいでしょう。

筆者は半袖半ズボンの運動着だと、
思わず運動をしたくなり
ますから、

休日など自宅に戻ってからは、
半袖半ズボンに着替え、
身体が自動的に走り出しに行くようにしています。

こういったやり方も、
先延ばしをなくす簡単な工夫の1つと言えるでしょう。

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