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現代人に必要な「攻めの休養」

1日遅れですが、
新たな1週間が始まりましたね!

2024年も残り3週間。

今週もまた気愛を入れていきましょう♪


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


あなたは疲れた時に、
どのようにして休養をとりますか?

そのように尋ねられた場合、
多くの人は

「睡眠をとる」

と答えがちです。

確かに、
日本は睡眠において
大きな課題を抱えているとされ、

睡眠をとることの重要性が、
昨今は特に主張されています。

しかし、
いくら睡眠をとっても、
一向に疲れがとれなかったり

体が重く感じたり、
気怠さがぬぐえない人は多くいるはずです。

そのような方は、
睡眠という守りの休養のみであり、
「攻めの休養」が不足しているのかもしれません。

攻めと守り。
両方が有効に作用してこそ
休養は本当の効果を得ることができるのでしょう。

今回はそのような、
本当に回復するための休養という観点で
記事をまとめていきます。

楽しんでいただけると幸いです。



疲労人口80%の日本

1999年、
厚生省が行った調査では

「疲れている」

と感じている就労者の割合は、
約6割というデータが発表されました。

それから20年以上経過した現在。

「疲れている」
もしくは
「慢性的に疲れている」

と感じている就労者の割合は、
約8割を超える値にまで変化しています。

正確には、
80%以上です。

疲労による経済的な損失は、
約1兆2000億円にも上ると言われています。

調査回答を年代別にみていくと、
若い人ほど疲れていて
60代、70代の方が元気であることが分かります。

ただ、労働時間自体は、
OECD加盟国平均の1752時間よりも
日本は145時間少ない。

ということは、
労働量だけが疲れの原因であるわけではないことが
考えられます。

そもそも、
現代に近づけば近づくほど、

疲労の種類は
単に肉体を動かした
肉体的な疲れだけではない割合が
多くなっていると推察できます。

つまり、
睡眠という
純粋な肉体的な疲労を回復する手段だけでは
回復が追いつかないとも言える。

そのような中で、
どのような休養を図っていけばよいのでしょうか。


3つの闘争逃走反応

以前にも投稿した「休み方」の記事では、
闘争逃走反応は
実は3つあるということを記事にしました。

闘争逃走反応とは、
ストレスの渦中にある中で
どのような反応するかというもの。

ストレスに対して、
闘いを挑むFight

ストレスを何らかの手段で
回避しようとするFlight

そして、
ストレスの中で身体の機能が凍結する
Freezeの3つです。

3つのFと捉えると
覚えやすいですね。

2000年頃までの日本は、
どちらかと言えば国全体で
成長をしている時期で、

多少無理をしても、
がんばったら報われるという雰囲気が
ありました。

つまり「闘争」をする
炎の時代とも言われています。

対して2000年以降は、
目に見えた成長は少なくなり、
疲労感を成長でごまかせなくなってきました。

ここから、
氷の時代
にバトンタッチしたと言われています。

凍結=Freezeの時代ですね。

成長面が停滞化し、
より完璧を求められる時代。

成長でごまかせない分、
人間関係に心を使う割合が増加する時代。

そうなると、
仕事をしているときは
常にストレスにさらされている。

SNSを含め、
不安を煽るようなニュースを見たり、
自分の生き方は果たしてこれでよいのかと悩んだり、

仕事以外の時間でも
さらにストレスを抱えることになる。

どこに行ってもストレスがつきまとい、
常に攻撃され続けている
ような感覚になる。

常にストレスに囲まれている状態では、
人間は無気力状態になり、
うつ病などの心の病が増加すると言われています。

現代は、
まさにそのような状態であり、
身体的な疲労というよりも、
心の疲労を適切に回復する必要がある時代だと言えるでしょう。

そして、
その心の疲労方法は、
人によっていくつかのタイプが分かれます。

どのようなタイプがあるのでしょうか。

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