時代を読む文法
11月最終週。
車の中も寒くなり、
朝は膝掛毛布を用意するようになりました。
体調第一。
腸を大事にし、免疫を高めていきましょう♪
共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨
教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌
どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。
共育LIBRARYりょーやん、元教師です。
激動の時代。
世の中は変化し続けるものではあるが、
昨今の変化は
どうなるか分からない予測困難さを
感じさせる雰囲気が蔓延しており、
従来のレベルとは、
ちょっと頭1つ抜き出ていると感じる人も
多いのではないでしょうか。
筆者はなぜか、
気が付いたらこれから先の流れを
考えてしまうことが多く、
様々な先を読む「視点」を
収集し続けてきました。
未来予測に関する本や情報も多数出ていますが、
2030年とか、2040年とか、
かなり短中期的な視点が多い気がしています。
ただ、それではなかなか
「本質」が浮かびあがってこない。
そこで、この記事では
筆者が厳選した視点をもとに、
いくつかの本質的な流れを
紹介していきたいと思います。
巷の未来予測は、
不安を想起させる
ネガティブな内容が多いですが、
筆者はそう捉えていません。
良い面があれば悪い面もあるのは当然。
中庸的な視点に立って、
物事を見ていきます。
よって、
変にネガティブな内容を
書くつもりもありません。
ただただ、
バランスを感じながら記していきます。
何か役立つものがあれば幸いです。
資本主義の基本的な流れ
資本主義という考えが始まり
ここまで続いてきたが、
その勢いは停滞化していることは
誰もが感じていることだと思います。
成長に依存しない経済。
脱成長。
成長とはすなわち、
拡大を意味する。
拡大をすれば、
有限な資源を枯渇させる未来を招き、
持続可能な世界が保てなくなる。
格差が開いてしまった層の人々、
生態が崩れてきている生き物たち、
そして、この地球という惑星。
それらに配慮をした世の中をつくる重要性を
強く意識する流れが、
若い人たちを中心につくられつつあります。
資本主義は、
銀行などの資本家からお金を借りて、
自分も資本家になって、
格差から抜け出そうとする仕組みです。
そのために資本家からお金を借りる人が増え、
さらに資本主義が拡大していく。
ただ、昨今は、
資本家から借りる流れを何とか抜け出そうと、
SNSを使った直接的な顧客とのやり取りや、
クラウドファンディングといった
理念に対して共感した人が
直接投資をしてくれる制度などが
つくり出されている。
そういった
脱、資本家からの依存といった流れが
存在しているのが現代。
その前提を押さえた上で
「これから」を語っていきます。
ホワイト革命社会
以前紹介した
ホワイト革命社会の考え方を
まず最初に記します。
非常に分かりやすいので。
岡田斗司夫さん提唱する、
「清潔」
「正しい」
「美しい」
ものを求めていく社会の流れのことです。
重要視される衛生上の清潔感。
脱毛などのルックスの美しさを求める動き。
そして、
価値観や倫理観の正しさや美しさを求める動き。
それが、
正しくない、美しくないものを
排除する流れをつくり出している。
理不尽なブラック企業の淘汰。
不正をする政治家や経営陣などの告発。
ハラスメントという
相手の人権を侵害する態度の是正。
ホワイト革命社会の流れは、
後50年程は続くと言われていますが、
筆者は段階があると考えています。
まずは、
世の中を動かしている
上層部の不正を暴き、一掃する段階。
「大物」に焦点を当てる時期です。
現在進行中ですが、
後10~20年ほどかかると見ています。
それが終わったらどうなるか。
今度は「大物」から身近なエリアに
ホワイト化する流れが降りてきます。
20年も経てば、
現在の10代~30代が世の中の中心を
構成する社会となります。
格差を味わってきた世代だけに、
格差が広まるつらさや、
「正しくない」感じを実感している世代。
よって、
経済的に豊かである層を
ホワイト化していくことになるでしょう。
ただ、それは、
単純に「叩く」といったことではなく、
「お金の使い方が美しいか」に
注目するようになるのではと考えています。
経済的に豊かであることは
本人の努力ももちろんありますが、
運の要素もあります。
そのことが分かっている謙虚な人は、
そのお金を社会に還元するように使うことでしょう。
社会的に意義がある活動への寄付、
環境へ配慮するプロジェクトへの投資など。
自分の心をある程度豊かにするのはよいが、
過度に私利私欲的な使い方をすることは
美しくはない。
現在の
タワマンに暮らして
それをSNSにアップするような姿は、
自己顕示欲の表れであり
美しい使い方ではないとされるでしょうね。
恵まれた環境にある人は、
周囲の人たちに自主的にお金や資源をシェアして
格差が自動的に是正される自浄作用が働くと考えています。
豊かさにしがみつく人は、
美しくないとされ、
ホワイト化されていく。
一部が極度に幸せな社会から、
全員がほどほどにバランスの取れる社会へ。
さて、ここからは
もっと長期に、深くみていきますね。
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