見出し画像

予防が最大の防御。2大サイレントキラーが1つを語る。

いつの間にか、
蝉の鳴き声を耳にすることが
なくなってきました。

日も短くなってきて
いよいよ夏の終わりを感じてきますね。


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


日本が誇る
2大サイレントキラーとなる病気。

その2つをご存知でしょうか。

その2つとは、

糖尿病歯周病

のことを指しています。

なぜサイレントキラーと呼ばれるのか。

それは、
初期症状がなく
痛みなどもなく進行していくので、
気が付いたときには
かなりの状態になっていることがあり得るからです。

だからこそ、予防のために
普段から心掛けていることが必要になる。

この記事で扱うのは
糖尿病

メンバーシップのひでさんとの
コラボ記事
でお送りしていきます。

何か1つでもお役に立てば幸いです。



糖尿病はどのような病気か?

まず前提として、
筆者は医者ではありませんし、
あまり過度なことを伝えて
変に恐怖心を煽ったりしたくはないので、

この記事における症状などは、
少しやんわりとした伝え方をします。

もっと知りたいという方は、
ぜひ、ご自分でも調べてみてください。

まず糖尿病の何が恐ろしいのか。

それは、
毛細血管が使えなくなるという部分です。

毛細血管がだめになり
血があまり通わなくなると
痛みなどの感覚も失いがちになっていきます。

足をぶつけても気付かないときもあり、
下手をしたら骨折にも気付かないかもしれない。

毛細血管は、
目や内臓、脳にも行きわたっていますから、
それらの部分にも影響が出ることになる。

免疫細胞も血液に乗って流れていくので、
それが届かなくなるということは、
回復力も低下すると言えそうです。

ここからは糖尿病のメカニズムを見てみます。


糖尿病のメカニズムとは?

糖尿病を
ちょっと医学的な言葉を交えて説明すると

膵臓から分泌される
インスリンが十分に働かないために
血液中のブドウ糖(血糖)が増える病気

と言えるそうです。

よく聞くのは、
血糖値ですよね。

血糖値とは、
食べたり飲んだりして摂取した糖質は、
分解されてブドウ糖になります。

これが血液に乗って運ばれるときの、
血液中のブドウ糖の濃度を示したものが
血糖値になります。

その血糖値があまりに高いと
細胞の劣化である酸化
細胞を焦げつかせるような糖化へつながります。

酸化、糖化は、
老化の最大の原因とされているようです。

そして、この血糖値を
一定に保ってくれる役目を担うのが
インスリンです。

これが、
血液中の糖を
筋肉や様々な細胞のところに運んでくれたり、
脂肪に変えて保存してれたりします。

ただ、
脂肪たっぷりの食事をとっていたり
運動不足ストレス肥満などの場合は
このインスリンが効きにくくなるのです。

よって自動的に、
血液中の血糖値が高いままになってしまいます。

では、どのような人が
糖尿病になりやすいのでしょうか。


糖尿病になりやすい人

まず、
日本人は全体的に
欧米人などに比べて
膵臓がそこまで強くないと言われています。

欧米人は日本人の
1.5~2倍のインスリンの分泌能力があるそうです。

インスリンをたくさん分泌できるということは、
ある意味、太ることが得意と捉えることができます。

たくさんの食事量を摂取しても
それに応じたインスリンが分泌されるので、
血液中の血糖値はバランスを保て、
余分な栄養が脂肪として蓄えられる。

一方、アジア人は
インスリンの分泌量が低いが故に、
太る前に糖尿病になってしまうそうです。

だから、
欧米人はアジア人に比べて、
相対的に体形が大きい方が多いのかもしれませんね。

糖尿病は1型と2型があり、
ほとんどが2型です。

1型は膵臓にある細胞が破壊され
インスリンが分泌できなくなるそうですが、
遺伝的要素+αの条件で発動するようであり、
本当に数%のレアケースです。

2型が95%を占めます。

インスリンの分泌が減っているか、
インスリンの効きが悪いかの2タイプ。

遺伝的要素もありますが、
生活習慣の悪影響もあります。

以下が、
糖尿病になりやすい人の生活習慣です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・食事の回数/時間が不規則
・早食い/大食い
・ご飯や麺を好む
・スイーツなど甘いものを好む
・糖分を多く含む清涼飲料水をよく飲む
・お酒の過飲傾向がある
・起床/就寝時間が不規則
・慢性的な睡眠不足
・喫煙習慣がある
・ほとんど運動をしない
・ストレスが大きい

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

う~ん、
幾つかは思い当たるものありですね。

中には、
夜勤などによって、なかなか職業柄、
調整が難しいものもあるのは
仕方がないかなと感じます。

その辺りを含めて、
具体的に行える予防としての対策を
まとめていきます。


予防のために普段からできること

ここからは普段からできる予防法を紹介します。

細かいことを伝えても、
分かりづらいかなと思うので、
非常にシンプルなものに絞って、です。

糖尿病予防のためにできることは、
食事運動がメイン。

食事面では、
脂の質に気を付けること。

肉ばかりではなく、
、もしくはタンパク質である
大豆などの摂取とのバランスをとることです。

最もよい脂は、
オリーブオイルだそうです。

そして、
糖が多く含まれている
炭水化物を後に回して食べること。

おかずを最初に食べてから、
ご飯や麺を食べる方が
胃腸に移動する速度が非常にゆっくりになるそうです。

食事開始から5分経過してから
ご飯や麺を摂取すれば
血糖値の急激な上昇は抑えられる。

後は、
腹八分目におさえておくこと。

そして、運動

仕事で座りっぱなしなのはよくないので、
30分に1回立ちあがるようにする。

後は、
普段から運動をすること。

筋トレのような無酸素運動、
ウォーキングのような有酸素運動、
どちらとも効果があるようです。

どちらかと言えば有酸素運動ですが、
両方あるのが最高なのだそう。

そして、食事、運動以外で、
注意点をあげるとするならば、

食べてからすぐ寝ることは控えること。
起きている間は脳が糖を使いますし、
時間を空けて寝た方が
胃腸にも優しいですよね。

人間、ゆったりとした時間の中で、
バランスのよい生活をしていれば、
自分の体にとって
何が丁度いいのかが
感覚的に分かると思っています。

特定の栄養素が足りないネズミが、
バイキング形式の食事を用意した結果、
自分に必要な栄養素の食事を選ぶ実験があります。

体の声に耳を傾ければ、
自然と何を摂取すればよいのかが
分かる
能力をもっているはず。

ただ、睡眠不足であったり、
ストレスで色々な感覚のバランスが崩れていると
やはり食生活や生活習慣が乱れてしまうのだと思います。

糖尿病は一度なると、
完治ではなく、寛解を目指すことになります。

うつ病などもそうですが、
完全に元の状態に戻ることはできないけど、
日常生活に適応できる状態には
戻せるということです。

そんな寛解を目指して
こつこつと記事を発信しているクリエイターが
noteにいます。


ひでさん × 糖尿病寛解への道

ひでさん。

毎日、毎日、
食事内容を記事にまとめ、
糖尿病寛解までの道のりを投稿しています。

以下の記事が入院した時のものです。

翌日受診。
「糖尿病です。いつから入院出来ますか?」
え──────────────────────────────っ!
投薬でイケるつもりだったのに……

会社で業務の引継ぎのお話をしました。
入院前日、21時過ぎまで一人で残業……
誰も引き継いでくれないよ、パトラッシュ……

そして、退院してからも、
ひでさんは毎日記録を怠らず
ずっと医師に指示されたことを実行しています。

そんなひでさんが、
退院してから92日が経過した記事がこちら。

体重は入院前検査では90㎏でした。1月は96、7あったんですけどね。

退院時は86.8、退院1か月で80ちょっとありました。今日は74.4㎏でした。

3か月で12㎏落としたことになりますね。

先生からは標準体重の72.1kgって今日も言われました。

半年で24キロもの体重が落ちるほど
食事を調節し続けていきたのです。

noteの看護師クリエイターの方が、

「なかなかここまでできない」

と言っていたほど。

ひでさんの有言実行っぷりに
こちらも励まされる思いです。

ちなみに記事のトップ画に
ボリューミーな料理が掲載されたりしますが
ほとんどが娘さんが送って来る画像のようです。笑

ひでさんならきっと、
この調子で寛解まで順調に進んでいくでしょう。

最後まで見届けたい
これからも応援しています。


まとめ

note界にいるクリエイターの方々は
情報リテラシーも高そうなので、
健康には日頃から気を遣っている人も
多いかもしれませんね。

しかし、
日常の忙しさの中にあると、
ついつい自分の身体、
精神を気遣ってあげることを
後回しにしがちになってしまいます。

自分の健康は自分で守るしかない。

健康にもアンテナを高くし、
予防的な生活を
心掛けていきたいと思います。


この記事が、
良かった、役に立った、
ひでさんを応援したいと思われた方は、
ひでさんの記事に、
スキ、コメントをしてくださるとうれしいです!

共育LIBRARY×メンバーシップの仲間のコラボ記事は、これからも発信していく予定ですので、楽しみにしてもらえるとうれしいです♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?