バラについて
バラほど私たちに美のイメージを強く抱かせる花はありません。
古くから詩や絵画などの芸術作品に登場し、デザイン、音楽、香水といった分野でも、その存在は花の女王の名にふさわしく高雅なものです。
◆バラの伝説
ギリシャ神話では「美と愛の女神アプロディーテー(ヴィーナス)が愛する美少年アドーニスのもとへ駆けつける際、バラのトゲに足を引っ掛け、その血で花が染まり赤いバラが生まれた」という伝説もあります。
真紅のバラの持つ情熱と耽美のイメージがヴィーナスの愛と血によって生まれたと考えると、神聖と官能を同時に感じられます。
◆ジュエリーにおけるバラのデザイン
ジュエリーにおいてもバラはよく使われるモチーフです。
古くから「愛」「美」「栄光」「成功」のシンボルとされ、そのトゲも災いから守る「魔除け」とされました。
ジュエリーを身につける人々の想いは、その美しい姿に宿ります。
【Kyohei Hayakawa HP】