【活動報告22 立ち飲みワイン会】
気づけば新年を迎えて、
初めての活動報告となってしまいました。
皆様どうぞよろしくお願い致します。
【活動報告 22 立ち飲みワイン会】
2023年1月29日(日)
福岡県北九州市小倉にある「たちのみ田」様にて、
1時間程度のワイン会を開催させて頂きました。
今年から開催時間を15時スタートにし、
お昼に楽しむ立ち飲みワイン会としてプチリニューアル致しました。
ワイン会のテーマは「ドイツワイン」とし、
4種類のドイツワインをご用意し、ワイン会限定のお肉の盛り合わせとお楽しみ頂きました。
ドイツワインというと、まだまだ甘口ワイン(デザートワイン)のイメージが強いのではないかと思い、今回はすべて辛口で揃えました。スーパーなどでは、まだまだ甘口のドイツワインが多く見かけられるのではないかと思います。
また赤ワインの産地としても評価が高いことをお伝えしたく赤ワインもご用意致しました。
おつまみは、北九州市戸畑区にある「ソーセージ工房 河原」様の
自家製ソーセージやハムをご用意しました。
「ドイツワインを楽しむ」
本日のワイン -2023.1.29-
① NV ゼクト ブリュット – ヴィラ ヴォルフ
NV Sekt Brut – Villa Wolf
② 2020 ヴァイス – ヴァイングート ヴァルドルフ
2020 Weiss – Weingut Walldorf
③ 2020 シルヴァーナー シュペトレーゼ トロッケン
– クリストフ シュタインマン
2020 Silvaner Spätlese Trocken – Christoph Steinmann
④ 2017 シュペートブルグンダー – ゲオルグ ブロイヤー
2017 Spätburgunder – Georg Breuer
本日のおつまみ
「ソーセージ工房 河原さんのお肉の盛り合わせ」
① NV ゼクト ブリュット – ヴィラ ヴォルフ
NV Sekt Brut – Villa Wolf
「ワイナリーについて」
ヴィラ ヴォルフ
ヴィラ・ヴォルフは1756年、J.L.ヴォルフの名前でドイツのファルツ地方に設立されたワイナリーです。ヴィラ・ヴォルフの目標はファルツ地方のテロワールを表現した純粋なワインを造り出す事です。ファルツの古典的なスタイルで、モーゼルのリースリングよりも力強く、ドライで熟した果実の香りに堅牢なアロマを有しています。
またファルツ地方では伝統的にリースリング以外の品種も栽培されており、エンルストと其のチームはピノ・ブラン、ピノ・グリ、ピノ・ノワール、ゲヴェルツトラミネール、ドルンフェルダーを生産しています。
「ワインについて」
NV ゼクト ブリュット– ヴィラ ヴォルフ
ブドウ品種:リースリング
シャルマ方式。辛口ですが、フルーティで柔らかな飲み口のスパークリングワインです。品種由来の果実味が、やさしく心地よい味わいです。
お食事のスタートに爽やかに飲むことができるワインで、魚介のカルパッチョなど前菜と相性が良いです。
② 2020 ヴァイス – ヴァイングート ヴァルドルフ
2020 Weiss – Weingut Walldorf
「ワイナリーについて」
ヴァイングート ヴァルドルフ
ヴァイングートの正式名称はヴァイングート・ヴァルドルフ・プファッフェンホーフです。1896年から代々続く家族経営の小さなヴァイングートです。
ラインヘッセンに14haの畑を持ち、リースリング、シュペートブルグンダー、ヴァイスブルグンダー、シルヴァーナーに最も注力しています。
ヴァイングート全体での年間生産量はわずか60,000本、ほとんどがドイツ国内の常連顧客のみへ販売されて完売となっていたので、国外へはこれまでほぼ輸出されたことがありません。
「ワインについて」
2020 ヴァイス – ヴァイングート ヴァルドルフ
ブドウ品種:シルヴァーナー 65%、ヴァイスブルグンダー 35%
爽やかな柑橘系の香りが中心で、味わいはフレッシュな酸味と凝縮した果実味のバランスが良く、果実の旨味を感じる辛口白ワインです。
スモークサーモンのサラダ仕立て、ホワイトアスパラガスなどを使った前菜と相性が良いと思います。ほろ苦いお野菜や魚介の天ぷらともオススメです。
③ 2020 シルヴァーナー シュペトレーゼ トロッケン
– クリストフ シュタインマン
2020 Silvaner Spätlese Trocken – Christoph Steinmann
「ワイナリーについて」
Christoph Steinmann クリストフ シュタインマン
クリストフ・シュタインマンは、ドイツを代表する辛口ワインの産地フランケンで450年続く歴史ある醸造所です。シュタインマンとはドイツ語で「石の男」という意味で、生産量の50%がシルヴァーナー種です。
フランケン地方は地層が複雑で、有色砂岩、貝殻石灰層など、ミネラルが非常に豊富な土壌は、奥行きのある白ワインを生み出します。「健康で熟したブドウからのみ良質のワインができる」という考え方のもと、注意深く慎重に栽培・醸造します。また、環境に優しいことも大切にしており、畑には藁や樹皮の腐葉土をまき、土壌を健康に保っています。
「ワインについて」
2020 シルヴァーナー シュペトレーゼ トロッケン
– クリストフ シュタインマン
ブドウ品種:シルヴァーナー
爽やかな柑橘系の香り、味わいは果実味が豊かで、キレもあります。全体的にバランスも良く、ドイツワインの魅力を楽しめる1本です。
軽い前菜からお肉料理まで幅広く楽しめます。特に、豚肉のローストをマスタードとともにシンプルに合わせるのがおすすめです。
④ 2017 シュペートブルグンダー – ゲオルグ ブロイヤー
2017 Spätburgunder – Georg Breuer
「ワイナリーについて」
Georg Breuer ゲオルグ ブロイヤー
リースリングの復権に真剣に取り組んだのが、ゲオルグ・ブロイヤー醸造所前当主であるベルンハルト・ブロイヤー氏です。辛口へのシフト、格付けの廃止、徹底した低収量による畑名の意味づけなど、彼の活動には今でも賞賛の声が絶えません。
現在は、娘である若き現当主テレーザ・ブロイヤーに引き継がれ、「リースリングを再び世界に冠たる食中酒へ」との通り、今や欧米ではリースリングがグラスワインとしてレストランで提供されるのは当たり前となり、シャルドネに代わる白ワインとして不動の地位を得ています。
「ワインについて」
2017 シュペートブルグンダー – ゲオルグ ブロイヤー
ブドウ品種:シュペートブルグンダー
チェリーなど赤いベリー系やバラの香り、味わいはしっかり酸味を感じますが、果実味の旨味も感じられます。タンニンは程よく、小樽を使いブルゴーニュワインを意識した仕上がりとなっています。
お料理は、鴨肉がオススメですが、鶏肉と梅肉を合わせた焼き鳥など、煮込み料理よりシンプルに仕上げたお肉料理がオススメです。
今回もご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
ワインは、特に④のゲオルグ・ブロイヤーの赤ワイン(ピノ・ノワール)の人気が高く、次が③のクリストフ・シュタインマンの白ワインが好評でした。
ご参加頂いた方には、ドイツのワイン産地へ行かれた方もいらっしゃり、ワインや現地の様子など、楽しく面白いお話で盛り上がりました。
ソーセージ工房 河原さんのソーセージも好評で、特に白ワインとの相性が楽しめる味わいで、「ビール=ソーセージ」が「ワイン=ソーセージ」としても十分に楽しめる会となっとと思います。
引き続き、「ワインを日常に」、まだまだワインを飲んだことがない方へのワインの美味しさ、楽しみ方が広まっていくように頑張ってまいります。
皆様ありがとうございました。引き続きよろしくお願い致します。
f 代表
塚里恭平
ワインを日常に