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【日記】5月24日〜5月30日
5月24日
緊急事態宣言によって関西、池袋の百貨店は引き続き休業しているので、先週の金曜日にそれらの店舗に発送した大量の荷物はどうなったのか。おそらく荷物を受け取るためだけに出勤する店員さんがいるのだろう。
いつもの月曜日、と思いきや少々面倒な出来事が起きたので長い時間待たされる。待ち疲れ。
夜、YMO「Giga Clips」DVDを見る。
5月25日
ハンマーを振り回して廃棄処分になるプラスチックボックスをひたすら叩き壊す作業に終始。まるで東直己氏の小説に出てくるような破壊的な行為だ、などとしばし酔いつつ壊しまくる。が、凄まじい破壊音に耳がキーンとなる。そして異常に疲れる。
夜、PLECTRUM「Japanese Disco Is Fun?」を聴く。久しぶりに聴きながらその素晴らしさに心から感服する。コロナ禍のせいで未だにライヴを見られぬままなのが歯痒い。タカタさんにもずいぶんお会いしていない。
5月26日
前日の影響色濃く、腕と背中が痛い。比較的静かな日で良かった。
JAGUAR「船橋・市川の娘」をひたすらリピートして聴く。千葉のスーパースター。
5月27日
数日前から入荷した商品は営業担当者が検品することになり、今日もニットの検品が行われる。結果、ほとんどの商品を送り返すことに。という訳で思いがけず静かな日。ただ検品によって作業効率は大幅に下がる。明日は金曜日。大丈夫なのか。
夜、笹口騒音オーケストラのDVDを見る。
5月28日
いよいよ来週から全店舗再開決定、という訳で大量の商品が入荷。例によってそれらを営業さん達が全部検品するのでひたすら待ち続けることに。全体的に歯車が狂い続けて雰囲気も悪くなる。次々と見つかる不良品を見ていると商品自体の質が問われているようにも思うが。
夜、注文していた高橋幸宏「ワイルド・アンド・ムーディー」アナログ盤が届いたので聴く。効く。
5月29日
ヒガシノメーコさんのソロ作品が遂にサブスクにてリリースされたので早速ダウンロード購入。ウォークマンに取り込んでから散歩に出かける。メーコさんの歌を聴きながら歩いていると、いつもの景色に対する眼差しが柔らかくなっているとハッキリ感じる。なんだか胸がいっぱいになったので帰宅して思ったことを一気にnoteに書いた。
ドラマ「パンとスープとネコ日和」DVDを見る。数日前に近所のTSUTAYAにあるアウトレットDVDコーナーで見つけて即買いした。これは名作。見ているとお腹が空くドラマでもある。次々に登場するサンドイッチやスープは勿論、原作ではお酒を飲まないアキコがドラマ版では晩酌をする設定になっていて、その際に卓上に置かれたおつまみの数々までも全て美味しそう。
「やっぱり猫が好き」を見て小林聡美さん、もたいまさこさんが大好きになったので2人が同じ画面にいるだけで嬉しい。あとたろちゃん役になった猫が可愛すぎる。たまにカメラ目線になるのでその都度ニヤニヤしてしまう自分。
夜、UB40「プロミセス・アンド・ライズ」を聴く。
5月30日
ドラマ「パンとスープとネコ日和」を最終話まで見る。爽やかな余韻。たろちゃんとの別れの描写が原作よりあっさりとしていて少しホッとした。"丁寧な暮らし"について少し自分なりに考えてみよう、そんな気分になる作品だった。
ウェイン・ショーター「スピーク・ノー・イヴル」を聴く。先日読んだ東直己氏の小説に登場する作品。東氏の小説にはジャズがよく出てくる。エルヴィン・ジョーンズ以外は当時のマイルス・デイヴィス・バンドのメンバー。マイルスがいないだけで演奏がガラリと変わるのが不思議だ。肩の力を抜いてゆったり楽しめるジャズ作品の一つ。ジャケが妙に怖いのが唯一の難点。
群ようこ「れんげ荘」を読む。群ようこさんの小説を遠い昔に読んだことがあった。でも、その時はあまり入り込めなかった。なのに今は読んでいると安心するし、文章がしっくりくる。歳を重ねたことでようやく楽しめるようになったのかもしれない。このシリーズも面白い。クセの強いクマガイさんはもたいまさこさんにしか思えないな。
夜、植木等「スーダラ伝説」をノリノリで聴く。
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