見出し画像

【日記】9月9日〜9月15日

9月9日
久しぶりに持ち場に戻る。人の出入りが多い部署にいたので何だかザワザワした幻聴が聞こえる。
1週間ぶりに一人で格闘しながら過ぎていく月曜日。

バックレでいなくなったスキンヘッドさんと漸く連絡が取れたようで普段あまり声を荒げたりしない所長が珍しく怒鳴ったそう。言葉通りならば今週中に退職届を出しにくるとか。果たして。

夕方になって肉体労働の部署からのヘルプ要請。派遣のおじさんと向かうと終わりの見えないトンネルのような状態になっていた。とりあえずテキパキ動きつつやることをやる。しかしやってもやっても終わりの見えない状況が続く。自分の持ち場のみんなが定時で帰る様子を羨ましく眺めつつ1時間半超えの残業。月曜日からぼろぼろになりながら帰る。

夜、ユニコーン「4946ツアーファイナル」を見る。

9月10日
結局スキンヘッドさんは現れなかった。
彼から連絡があり「脚を痛めて家から出られないので退職書類は郵送してください」とのこと。ちなみに彼の家は会社から歩いて5分弱のところにある。所長はさらに怒っていた、というより呆れていた。

昼前に課長がやって来て「みんなで商品の荷受けを手伝ってほしい」と言われたので外に出ると凄まじい数の商品が今まさに降ろされようとしていた。炎天下の中でひたすら商品を捌く。見る見るうちに作業着は汗で色が変わってしまった。
終わって水道水で頭を丸洗い。坊主が楽すぎて伸ばすのをやめようかと思い始める。

夕方になって2日続けて肉体労働の部署に行く。前日ほどではないものの、昼間に受けた荷物がほぼそのままになっていたので片付けに時間を取られる。1時間強の残業。

夜、「ユニコーンがやってくる zzz…」を見る。若かりし頃のOTは40代に海賊の格好で"Maybe Blue"を歌う時が来るとは思わなかっただろう。

9月11日
朝から肉体労働の部署へのヘルプについての相談。昼前後に派遣のおじさんが先行してヘルプに入って17時以降に自分が入る、というスケジュールでひとまずスタート。

昼休憩から戻って来たら"派遣のおじさんを投入せよ"との指令が出たのでおじさんにお願いする。さらに予定より1時間早く自分の元にも要請が入り、予想外の展開に驚きながら急いで片付けて向かう。蒸し暑さに包まれた肉体労働の部署はいつものように殺伐としていた。

早めに総動員したからか残業時間は40分ほどで終わる。その代わり全員疲労困憊。今週はあと2日。持ち堪えられるのか。

9月12日
前日の残業時間中に一点やらかしたかもしれないことがあって早めに出社。確認したところ特に問題なかったことが分かって一安心。その代わり時間を若干持て余す。

もはや自分が所属している部署がどこなのか分からない状態の中で始まる木曜日。疲労もピーク。
昼過ぎまでいつもの持ち場で作業。が、前日よりも早い時間に呼び出される。"肉体労働の部署のリーダー役がいよいよ疲労困憊なので今日は早めに彼が帰れるように助けてほしい"との指令。確かに先週より慌ただしい日々が続いているので夕方にヘルプで入る自分も異様に疲れている。という訳でなんとかスピーディーに作業してリーダー役を早く帰せるように動く。結果的に定時過ぎに終わるもリーダー役を帰して自分も帰ろうとしたら所長の思いつきで大量の商品の積み込みをすることになり課長、先輩、さらに配送さんとお手伝い。約1時間の残業になる。

ちなみに作業の合間につばめさんから「今週の受注量って先週とほとんど同じですよ」と聞かされて"うーむ"となってしまった。

9月13日
ようやくたどり着いた金曜日。
朝の時点では肉体労働の部署は落ち着いている様子。とりあえず自分の持ち場でやるべきことをやる。全体的に落ち着いている中、一人だけひたすら悪戦苦闘しながら午後になる。

夕方近くになりまたしても「ご指名入りました〜」と肉体労働の部署へ行くようにとの指示が飛ぶ。行ってみるとそこまで忙しくないけれど何故か進みが遅い、という状況。その後もなんとなく忙しい状態が続いて1時間ちょっとの残業。

帰り道に近所のCDショップに立ち寄るとジンジャールートの新譜が大々的に売られていて驚く。新譜は国内版CDもリリースされたので購入。来日ツアーの東京公演は完売したらしくいよいよジンジャールートがメジャーになる予感。広島でライヴを見るのが楽しみ。

どんどん売れてください

9月14日
朝からジンジャールート「新番組」を聴く。はっきり言って最高。この人が作る音楽と出会えて本当に良かった。来日公演の際に旧譜も日本版CDで出せば良いのに。

昼寝してから中野へ行く。目当ての商品を買ってすぐに戻る。

晩ご飯に今年度初めての一人しゃぶしゃぶパーティーを開催して11日間にわたる勤労の疲れを癒す。

夜、「阿部義晴 音楽祭2006」DVDを見る。
動画サイトで断片的には見ていたけれどDVDは見たことがなかった。そんな折、前回の日記にフォロワーさんからおすすめのコメントをいただいた。さらに偶然にもその日、中野のディスクユニオンでDVDが売られているのを見かけていたので買わない理由はなかった。

解散するまでのドキュメンタリー作品を改めて見たばかりなので解散から13年でみんなそれぞれに大人になったんだなという気持ちになる。うまくいかなくて離れ離れになってしまったけれど、みんなで集まった時にしか出せない音がある。3人はそんなことに気づいたのかもしれない。そしてその気持ちはこの日不在だったメンバーみんなへと流れていく。
「やつ(川西氏)のお祝いもせんといかん」というOTの言葉は図らずも2009年に開催されることになるKK50の伏線となっていた。けれど、当時は誰もその未来について想像すら出来なかった。

9月15日
連休2日目。ゆっくり起きる。
歯医者の予約を変更して水曜日のカンパネラが出演するフェスに行こうと画策するもどうしてもリスケ出来なかったので予定通り歯医者へ行く日。

昼、前日のしゃぶしゃぶの残り汁を酒と水で割って少しだけ取っておいた豚肉と野菜炒めセットを煮て具沢山塩とんこつラーメンを作る。昆布茶と肉と野菜ときのこなどの旨味がたっぷりで美味しかった。これから寒くなったら頻繁に食べそう。

何故かシナモロールが歌う「青い珊瑚礁」がツボにハマり何回も見ている自分がいる。

夕方、歯医者へ行く。マウスピースの奥行きが短いという指摘を受けた以外は磨き方にもほぼ問題なし、とのこと。そのせいか歯のクリーニングもあっという間に終わった。
終わって近くのスーパー銭湯へ行く。久しぶりに疲れを癒そうと行ったものの大混雑の芋洗い状態。楽しみにしていた炭酸風呂は入る隙間さえ無く露天風呂と桜色の湯に浸かっただけで出た。
そういえば風呂上がりに体重計に乗ったらまた50キロ台に戻っていた。ここのところ動き回っていたのでちゃんと痩せたみたい。

夜、ユニコーン「無監なき戦い」を見る。
見返すたびに中学生の時に社会科見学で行った駄菓子屋問屋街の風景をふと思い出す。何故ならその社会科見学が終わった後に古本屋でこのVHSビデオ版を買ったから。あれから四半世紀以上経った今でも変わらずこのバンドの音楽に耳を傾けている。これからもずっと聴き続けるのだろう。

#日記 #エッセイ #生活 #仕事 #退職 #多忙 #肉体労働 #坊主頭 #歯 #ユニコーン #スーパー銭湯 #体重 #ダイエット #シナモン #音楽