あの天才編集者が関わった『ハック思考』を読みました
おはようございます。
昨晩に子供が寝た後に読んだ本のご紹介です。
それは、『ハック思考』です。
Kaizen Platform
Co-founder & CEO
須藤憲司さんの本です。
まず、この須藤憲司さん、どんな人。ってのが直ぐに書いてありまして、なんか普通にすごいです。
・リクルート最年少執行役員に(当時)※当時って書いているのでまた誰かがレコードを更新したんですね。恐るべしリクルート
・その退職し、シリコンバレーで起業
・その際に退職することを告知したところ、Google、楽天、ヤフーなどの大手企業から勉強会の依頼が殺到
・起業時に30社のVC(ベンチャーキャピタル)が出資に手を挙げる
・資金調達を累計34億円以上実施
・JAL、ネスレ、クレディセゾンなど国内外500社以上の大企業が次々と事業を成長させるために開発したサービスを導入
・創業から3年でお客様の売上を総計約240奥円伸ばす(因みに途中から計算していないのでわからないようです)
・毎年50以上の経営会議に呼ばれ、アドバイスを求められる
という感じみたいです。
この方が本書のタイトルであるハック思考、ハックする方法をどのように見つけたか。それをどのように使って、ビジネスをハックし、成長をハックしてきたのか、それは、①人と違う規則性や法則を見つけて、➁その規則性や法則を構成するシステムのスキマに介入する。というたった2つのステップを実行する。
といういたって、シンプルなものです。
日本が直面する問題にも言及し、だからこそ、このハック思考を使い、不確実な未来を生き残る知恵を身に付けないといけない。
著者は、前代未聞の「無理ゲー」に突入する時代でもあると言っています。
単なる知識は、ググればよい。
作業のスピードや正確さは、RPAやロボットには勝てない。
いつの時代にも不変の究極のスキルが知恵だと考えている。
会社の寿命は、30年から、半分の15年に。
人の労働寿命は、30年から、倍の60年になると言われている。
それでも生き残る、戦い抜くには、最後には、知恵と経験が大事。著者は、「皮膚感覚」と表現していました。これを見たときに「刀」の森岡毅氏の「ガッツメーター」と似ている。とも思いました。
100%の情報があれば、犬でも決断できる。
70%の情報があれな、AIに任せれば良い。
ただ、大概の案件は、40%ないし30%くらいの情報しかない。
それでも決断をしなければいけない。
その時に何によって、決断するか。
それは、「ガッツメーター」
直感とかいう薄っぺらいものではない。
経験によって、練りこまれた、その人独自の土台みたいなものがある。
それが出来上がっていくには、実務経験で意思決定をしていないと積みあがらない。
例えば、最終決断、意思決定で「右だ!!」と決断し、大失敗したとか。
そして、その時になんで右で大失敗したのか?という、沢山の経験を積み重ねていかないといけない。
でないとこの「ガッツメーター」は、研ぎ澄まされていかない。
By森岡毅
上記は、このYouTubeの一部抜粋でした。
マネージメントの話なども面白く、すごく勉強になり、参考になりました。サクサク読めるので、何時間も時間をとられることもなく良いです。
難しいことを簡単なものに言語化する。
そんな本でもありました。
そして、先ほども書きましたが、重要なのは、「意思決定などの経験、場数がモノを言う」って感じです。弊社CEOも同じようなことを言っていました。「結局、最後は、勘ピューターみたいなものなんだよ」と。
皆さん、表現方法の違いでほぼほぼ同じこと言っていました。
ちゃんちゃん。
最後に。(大切です、毎回言います)
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読了ありがとうございました。
松坂恭平
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