棚の中で熟成するチーズのようなCDは処分したのか
昨日の記事
『本棚で熟成するワインのような書物』
から思考を巡らせると
CDとかレコードもあてはまりますよね
本がワインだったので
音楽はチーズにしてみました
あの
べつに
本がチーズでもいいです
キムチが好きな方はキムチでも
熟成して
さらに旨味が増えるみたいな
『あれ? しばらく聴かないうちに、めちゃめちゃよくなってる・・・!』
みたいな
ところで
書籍やCD・レコード・・・
こういうモノって
なかなか処分するタイミングがないと思いませんか
それこそ引越しとか
保管スペースがなくなったとか
そういうときじゃないと
処分するまでに至らないでしょう
とくにコレクションだったら尚のこと
処分なんて発想は出てこないでしょう
ぼく自身は
8年ほど前にCDをほとんど処分しました
学生時代に聴き漁ったジャズの音源も
本当にほとんど全て処分しました
(同時期に書籍も処分しました)
最近はサブスクでだいたいの音源が聴けるので
実際にディスクがなくてもあまり困りません
むしろ
検索できるという点でデジタルのほうが
ありがたいです
CDを処分することで
室内のモノは減っているのに
実際に聴ける量は増えているわけで
これはとても画期的です
ちなみに
処分処分って書いてますが
ぼくは
リサイクルショップに持ち込みました
さすがに
ゴミとして捨てるのはちょっと抵抗が・・・
(気持ちの問題ですね)
リサイクルショップなので
買い取ってくれるのですが
その中でも割と高値だったのは
やはりWes
"SMOKIN' AT THE HALF NOTE"
"ハーフノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー"
これの紙ジャケ(紙ジャケット)版
一時期、紙ジャケにハマっていて
CDショップで
jazzの紙ジャケ見かけたら買ってしまう病にかかっていました
紙ジャケって
ちょっとサイズが大きくて
(12cmのCDとサイズがちがう)
収納ケースに入らないんですよね
だから12cmCDと紙ジャケが一緒になっていると
収納方法が悩ましくなってくるんです
逆に
紙ジャケの枚数が増えてくると
紙ジャケ仕様の収納になってくるので
そうなってしまえば
12cmCDが間に入り込んできても
まぁ許容できるかなと
そんな感じになってきます
そして紙ジャケには罠があって
薄いんですよね
プラケースよりもかなり
枚数が増えても
見た目にはカサが増えていないという
紙ジャケトラップです
それでね
ぼくはCD世代ですけど
これがレコード世代の方々は
また大変そうです
もう物理的にデカいよね
真っ先に邪魔になってきそうだけど
レコードってなんだか処分しずらくない?
レコード世代ではないので
あくまでイメージですが
たぶんサイズの問題じゃないと思うのです
レコードのほうが
思い入れが入りやすいのではないかと思うのです
思い出というか、いわゆる執着があると
どうしても処分しずらくて
それがレコードのほうが強く出そうだな、と思います
そもそもレコードって
もう生産されてないから(一部ジャンル除く)
希少価値みたいなものもあるでしょうし
手放したらもう買えないのではないか
とも思うでしょうし
そうして
棚にはどんどんとレコードが収められていき
いよいよ部屋の一角を占有し
それでも欲しいレコードは出てくるから
また購入して
あなたのレコード棚に収められていくのです
最初の頃に買って
喜んで聴いていたレコードは
やがて旬をすぎて
聴かなくなりますが
ふと
聴きたくなる瞬間がきます
古いレコードをかけたとき
あなたは気づくでしょう
『あれ? しばらく聴かないうちに、めちゃめちゃよくなってる・・・!』
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