【お知らせ】文学フリマ大阪11に出展 怪奇幻想小説『水にまつわる奇譚集』販売
本日はお知らせ。
最近、このnoteでは読書日記をメインで書いていますが、自分で小説創作もおこなっております!
9月10日(日)、天満橋OMMビルにて開催予定の文学フリマ大阪11。
こちらへ出展して、小説同人誌を販売する予定です。
ご都合が合う方、いらしていただけると嬉しいです。
(入場無料です)
「文学フリマってなに?」という方は、こちらのサイトを参照いただければ。
文学フリマとは、【作り手が「自らが《文学》と信じるもの」を自らの手で販売する、文学作品展示即売会】。
小説だけでなく、詩や俳句、短歌、エッセイ、中には写真集や漫画も。
いろいろ販売されていて、楽しいイベントです。
私はD-47のブースにて、以下の同人誌を販売する予定です。
まずは新刊、『水にまつわる奇譚集』。
タイトル通り、水をモチーフとした奇妙な掌編・短編小説を集めてみました。
9月に入ったとはいえ、まだまだ暑い今日この古頃。
ひんやりとした怪奇幻想の味わいを楽しんでいただければ、と思います。
こちら、BOOTHでの通販は開始されていますが、文学フリマでは初売りです。
たくさんの方にお手に取っていただけると嬉しいです。
続いて、『人形参り』。
和風ホラーの長編小説です。
市松人形、少女、古いお屋敷、代々伝わっている儀式……。
どれか一つでもぴんときた方に、ぜひ読んでいただきたいです。
小説を支える通奏低音として、西城八十の詩「トミノの地獄」を使わせてもらっています。
さらにもう一冊、『小さな怪異の物語』。
こちらは日常にひそむ、文字通りの「小さな怪異」を実話怪談風につづりました。
「小箱」「小道」「小声」の3作を収録。
どれも短くて読みやすいですし、コピー本なのでお値段200円とお安くしております。
お試しにどうぞお読みいただければ。
友人からの委託品、『とある100万円にまつわる小説集』も販売します。
「もしも百万円が手に入ったら?」をテーマにしたアンソロジーです。
多彩な小説6編が掲載されています。
上記の『とある百万円にまつわる小説集』、早高は寄稿しておりません。
が、友人からもらったこのアンソロジーを読み、
「もし自分がこのテーマだったら、どんな作品を書くかな…?」
と考えていたところ、一つの情景が頭に浮かびまして。
それは、若い女性の遺影の前に100万円の札束が供えられている、というもの。
供えているのは、誰なのか。
どうして札束を供えるのか。
若くして亡くなったらしい女性は、どんな人だったのか……。
想像をめぐらせていくうちに、1編の短編小説としてまとまりました。
その作品、「供え物」は、所属する同人誌『カム』の最新刊vol.21に掲載しております。
『カム』も文学フリマ大阪に出展します。
ブースは早高の隣、D-48。
お越しの際には、こちらもぜひご覧いただけたら嬉しいです。
『カム』ブースではもう1冊、小説アンソロジー『もし今、〇〇に戻れたら』も販売します。
文学仲間8名が集結、それぞれが思い思いの「もし今」を書きました。
異世界SFから家族の物語まで、実にバラエティに富んだ一冊。
私は「もし今、あなたに好きだと告げる前に戻れたら 綺麗な地獄」という短編を書いています。
自分では幻想的恋愛小説……と名付けております。
あれこれ宣伝してしまいました。
どれか1冊でも気になるものがあれば、どうぞ文学フリマ大阪へ遊びに来てみてくださいね~。
お待ちしております!
(了)