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大雪つりぼり

 突然、釣りをしよう!という家族からの提案。

 釣り。久しくやってない。まだ父が生きていた頃、チカ釣りをやった覚えがある。その他には、天気の悪い日、木古内(きこない。道南の町)の海で釣りをしていたら突然、高波に襲われて置いてあった釣竿やら三脚の竿立てやらがさらわれて、ゲッソリ…テンションガタ落ちした記憶がある。

 父は山菜採りも好きで、よく一緒について歩いたが、山で父が眼鏡を落としたり、釣りではそうやって高波に道具一式さらわれたり…何かと失敗していたような気がする。

 そんな事を思い出しつつも、非現実を感じるにはもってこいだと、喜んで釣りへ行ってみることにした。

 釣りといっても“つりぼり”。初めてのつりぼりだ。

 近場かと思ったら、高速にのって1時間程かかる、そこそこ遠い所にそのつりぼりがあった。

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 大雪つりぼり。
 子どもの遊び場もあり、何より初心者でも釣りが楽しめる♡その証拠に4歳の娘が一番釣った。

 釣った魚、1時間で6匹程…釣った魚の写真を撮り忘れるという最大の⁇ミス。

 失敗と共にあるのは父親譲りなのか。。

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 娘が釣った最初の魚だけは写真に収めていた。
釣った魚は受付に持っていくと調理してもらえ、その場で食べる事ができる。

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 ご飯と味噌汁、漬物と魚。

 命をいただく。お魚さん、ありがとう。

 新鮮焼き魚の美味しすぎる昼食♡用意してもらえるご飯が有り難い。

頭から尻尾まで全ていただきました。

 

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 風が少し強く、肌寒い。雲が多めの晴れ。釣りを楽しむにはちょうど良い天気だった。

 つりぼり会場にトランポリンがあったのには驚き。とても、助かった。子ども達は釣りも楽しんだがトランポリンも同じくらい楽しんだようだ。


 娘は「釣りってたのしいねー!」と釣りを好きになり、私も魚がツンツン餌をつつく独特な感覚とその時のワクワクが…やみつきになりそうだ。

 魚界(最近の界シリーズ。第3弾…。)からするとすごく残酷な話かもしれない。気軽に行った釣りだが、食べること、そのことに改めて感謝の念が湧く。穀物、野菜、果物…食べる物に感謝する事は食器への扱いもまた、大事にしたいと考えるようになる。釣りを通して改めて感じる、『今』への感謝の足りなさ。

 今ある全てに、ありがとうございます。

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