『ヒロアカ ユアネクスト』『ブルーピリオド』|2024:映画の記録 vol.49

(前回はこちら)
はじめまして、京です。
3本目にして(同時進行で他のも進めてることもあり)、まさしくゾーンに入ったと言っても過言でない状況。書ける、書けるぞ!!

さっそく今日も1日↓


『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』

"厄介オタクな一作"

なんといってもダークマイトでしょう。
あのオールマイトとAFOの激闘を終えた直後の感動のシーンの裏側で、大勘違いをしている奴がおるという設定が最高。

作画などは言うまでもなく最高峰で、次なる象徴を託されたもの同士の(片方は勘違いだとしても)対決もとても熱いものだった。

ただ、原作もアニメと最高潮に盛り上がっている中での作品としてはやや惜しいという印象。これに関しては(盛り上がりがエグすぎるので)若干の同情の余地あれど、時系列的なものなのか青山くんを完全に無きものにしてるところも含め、もったいない!


『ブルーピリオド』

"スタートラインを思い出せる一作"

数年前一瞬だけ美大の予備校に行っていたのもあって、観るタイミングによっては、深く刺さったものが抜けない可能性がある作品だと思った。(怖ぇ)

そんな受験の厳しさや苦節にもっと焦点を当てることもできただろうけど、絵を描く喜びや楽しさという部分に焦点が当たっているのが、凄く見やすかったし私としては良かった。

しっかりそういう正の感情に強い光を当てているからこそ、作品に時折表れるわずかな陰りも見逃すことなく、それでいて負の感情に囚われることなく観ることができた。

デデデデに続き、吉田玲子さんの脚本は、原作の闇の部分を感じさせつつ、誰でも観やすい映画のフォーマット化がされていて凄いと思った。


ある意味、勘違いから始まる2作なのかな?
天才や秀才と呼ばれる人たちも、はじめにしてしまった勘違いの延長上に立っているだけなのかも知れないと思えた。まぁ、その勘違いをし続けれるのがすごいのだけど。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
50日目、4本目。

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